Fanatec特別イベント開催。Podium Pedalsは税込105,000円、Formula V3や新型ハブ、ClubSport DD強化も発表

Fanatec特別イベントで発表されたPodium Pedals、Formula V3、新型Wheel Hub、ClubSport DD強化、FullForce対応拡大をまとめたアイキャッチ画像
ハードウェア

はじめに

Fanatecが4月28日(日本時間29日深夜1:00)に特別イベントライブ放送を実施し、Podium Pedalsの価格を含む複数の新情報を公開しました。
今回のイベントは、従来より4/28にPodiumPedalの発表を行う。とされていた発表だけにとどまらず、エコシステム全体の強化をまとめて見せる内容でした。
まずは、結論から!

  • Podium Pedalsの日本価格は105,000円
  • 新しいフォーミュラステアリング、新型Formula V3 290mmモデルに
  • サードパーティ製ステアリング向け新型ハブ
  • ClubSport DD (12Nm > 15Nm ) の無料パフォーマンス向上
  • ClubSport DD+ (15Nm > 18Nm )の無料パフォーマンス向上
  • CSL DD / GT DD ProへのFullForce展開予定(数か月後を予定)

まで一気に発表されました。

内容

Fanatecの今回のイベントは、想像以上に“イベント”的な内容でした。
Podium Pedalsの価格や予約情報だけを出して終わるのではなく、新しいフォーミュラステアリング、他社製ステアリングを取り付けられるホイールハブ、既存ホイールベースのパワーアップ、FullForce対応拡大まで含めて、今後の展開をまとめて見せるものなっていました。
公式ページでも特設イベント動画をトップに配置。事前の通常投稿とは違う、かなり大きめのプロモーション施策となりました。

まず一番気になっていた 、買う気満々のPodium Pedals ですが、日本価格は105,000円でした。

公開された価格画像では、EUR 699.95 / USD 699.99 / JPY 105,000 と案内されており、注記では3ペダルセットとFormula 2ペダル版が同価格とされています。価格だけ見ると安い部類ではありませんが、内容を考えると、想定通りと言った印象ですね。エコシステム内でハイエンドが欲しい層には、狙いたくなる範囲の価格になったのではないでしょうか。

製品の中身についても、ここ最近小出しにされていた情報が改めて整理されました。
Podium Pedalsは、鍛造アルミ製ブレーキペダル200kg超のロードセル特許取得済みのCompression Control System を採用し、エラストマーやスプリングの組み合わせでかなり広く踏み味を調整できるのが特徴です。ソフト側では、各軸のカーブ調整デッドゾーン設定内蔵メモリへの保存にも対応します。つまり、単なる高級ペダルではなく、「自分の基準となる踏み味」をかなり細かく詰めていくタイプの製品と言えそうです。

今回の発表で少し残念だったのは、ハプティクス関連の話題が出なかったことです。
以前から外部メディアでは「将来拡張用のハプティクスマウント」があると報じられていましたが、今回のイベントでは、その部分に触れられませんでした。
映像を見る限り、ペダル裏にねじ穴があるので、きっといつかは!?という思いは残りますが、現時点では、純正ハプティクスユニットやマウント構成について、なんら情報開示はありません。最近はやりの振動ペダルを狙っているユーザーにとっては、ここは引き続き気になるポイントだと思います。

今回のイベントでもう一つ印象的だったのが、新型 Formula V3 の発表です。

価格は58,000円
先月、ゼンカイレーシングさんより、モデルチェンジのリークがなされていましたが、ほかのリーク画像通りの品で、直径は従来の270mm級から290mmへ拡大され、より多くの車種で扱いやすいサイズ感になりました。さらに、大型ディスプレイ、改善された操作系、交換可能なグリップなど、単なる見た目の変更ではなく、0.5分は進化した内容になっています。現行のFormula V2.5系が少し小さいと感じていた人には、かなり刺さるモデルになりそうです。デザインは相変わらずGoodですしね。
ただ、今どきのFormuraステアリングしては、ボタンが少なめか?

次に、噂はあったものの、いまいち信ぴょう性に欠けていた、サードパーティ製ステアリングが取り付けられの新型ホイールハブも発表されました。


これはVPGやBavarian SimTecなどの他社製ホイールを、Fanatecベースで使いやすくする方向の製品で、価格は99.95ドル(20,000円)。あわせて、QR2 Wheel-Sideの恒久値下げも案内されました。
これはFanatecがエコシステムを単に囲い込むことを、本気で考えだしたということかなとも思います。

さいごに、裏の目玉!?
新製品ではありませんが、ここで大きなアップデートの話が飛び出しました。
既存ユーザーにとって見逃せない、ClubSport DD / DD+ の無料パフォーマンスアップデートです。

イベントでは、ClubSport DDが12Nmから15NmへClubSport DD+が15Nmから18Nmへ引き上げられると案内されました。

さらに、ロジクール製品がTrueForceを出してから最近対応ソフトが増えてきた音響系FFB。対応ソフトはFFB2.0になった感じがする。とも言われているもので、ファナもエントリーモデルから対応していかないと、と思っていましたが、本当にやってくれそうです!
CSL DDおよびGT DD ProにもFullForceを数か月後に無料展開予定とのこと!!

これが正式に実装されれば、新製品だけでなく、既存ユーザーの資産価値も上げる発表になります。Fanatecが最近進めている「既存エコシステムの強化」が現実味を帯びましたね。

今回のイベント全体を通して感じたのは、Fanatecがようやくブランドの立て直しを見せ始めたということかな。
目玉(個人的に)である、Podium Pedalsはもちろん主役の一つでしたが、それ以上に、ステアリング、ホイールベース、FullForce、他社ホイール対応、価格設定まで含めて、「これからのFanatec」をまとめて提示するイベントでした。

「エコシステム」に強いファナテック。この強みを生かすための戦略。これからも頑張っていただきたいですね。

さて、次に欲しいのはやはり予約開始日ハプティクス周辺の続報かな。

SimagicのHPRを買おうか悩んでるんだけど、純正で出るなら待ちたいし~~ 悩み

締め

長く待たされたPodium Pedalsですが、今回のイベントでようやく価格と全体像がかなり見えてきました。
日本価格105,000円は、フラッグシップとしては絶望的に高いわけでもなく、内容を見れば十分に検討対象に入るラインです。ハプティクスまわりの情報が出なかったのは惜しいものの、Fanatecがエコシステム全体を本気で立て直そうとしている雰囲気は伝わってきました。今後は、予約開始日と追加情報に注目です。

【コメント】 あなたのSimLifeの感想やアイデアもぜひ。

タイトルとURLをコピーしました