来ましたね。0.5が6月29日だったので、約2か月半ぶりのメジャーアップデートです。
ざっと公式内容を確認しましたが、0.6は「新ステージ追加」はなく、車両追加+物理挙動の改修がメインの大規模と言うには少し物足りないアップデートという感じです。
まだまだ走れる場所が少ないAssetto Corsa Rallyだけに、そろそろ新しいステージを……と思っていた人も多いと思いますが、また次回に期待!と言う感じですね。
発表された0.6の内容を細かく見ていくと、かなり物理挙動やシステム部分に手が入っているようです。
新たに3台のラリーカーが追加
0.6で追加されたのは以下の3台です。
- Audi Quattro Gr.4 ・・1980
- Peugeot 206 WRC ・・1999
- Volkswagen Polo GTI R5 ・・2018
さて1代目。Audi Quattro
今回収録されたのは、後にラリー界を大きく変えることになるQuattroのかなり初期の仕様。2.1リッター直列5気筒ターボから約320馬力を発生し、フルタイム4WDを組み合わせています。当時のセンターデフの構造上、サイドブレーキを引くと4輪ロックするという仕様は感じられるのか!?
2代目はPeugeot 206 WRC
1999年仕様ということで、WRCを見ていた世代にはかなり馴染みのある一台。
Polo GTI R5
フォルクスワーゲン ポロ GTI R5は、R5規定に基づいて開発した、カスタマーレーシング向けの4WDラリーカーです。
投入される車両は、1980年、1999年、2018年と、それぞれ異なる時代のラリーカーですね。それぞれ楽しみ方が変わると思うので遊びの幅は広がりそうです。
タイヤの熱モデルが有効に
今回気になる変更が、タイヤの熱モデル。
0.6からタイヤ温度が実際の挙動に影響するようになりました。
基準となる空気圧についても、ターマックでは28psi、グラベルとアイスでは32psiに設定されています。
単に「タイヤ温度の数字が表示される」という話ではなく、タイヤ温度によってタイヤの状態の変化からの物理挙動に影響させるアップデートと考えてよさそうです。
Assetto Corsa Rallyは、アップデートでずっと物理挙動を更新してきています。
アーリーアクセスとして発売し、世界のみんなを驚かせた物理挙動ですが、まだまだ完成ではない!というところなんでしょうね。
GreeceとWalesで路面特性にも違い
グラベルについても再び調整が入りました。
今回からGreeceとWalesで、それぞれ異なるグラベル路面特性が設定されています。
同じ「グラベル」という一種類の路面として扱うのではなく、地域ごとの路面の違いを表現し、さらに、グラベルタイヤについても調整が行われて、実際のラリーに近いステージタイムになるよう見直しました。とのこと。
また、FFBの出力では、セルフアライニングトルクなどが調整され、バンプストップにも変更をいれましたとのこと。
※1セルフアライニングトルク(Self Aligning Torque)とは、タイヤが進行方向へまっすぐ戻ろうとすることでステアリングに生まれる力のことです。実車でコーナーを曲がったあと、手を緩めるとステアリングが自然に中央へ戻ろうとする、あの感覚に関係しています。
※2 バンプストップ(Bump Stop)とは、サスペンションが縮んだ際の底付きを防ぐための部品ですが、バンプラバーの硬さや長さ、形状などを変えることで、ストローク後半に効いてくる「追加のバネ」のようにも使われたりしてます。「最後のひと踏ん張り」を担っていることもあります。
プライベートロビーが登場
オンラインにも変更がありました。
0.6ではパスワード付きのPrivate Lobbyが追加されました。
仲間内だけのプライベートでタイムアタックを楽しみたい人に、使いやすくなりそうです。
ロビーのスタート条件も変更され、タイマー終了を待たなくても70%以上のプレイヤーがReadyになれば開始できるようになりました。とのこと。
0.5でオンライン機能が実装されましたが、0.6では身近なコミュニティでも使えるように機能を足されたようですね。
カスタムリバリー対応。MODへの第一歩
カスタムリバリーを複数保存し、ゲーム内から選択できるようになりました。
リバリー作成用の資料も用意されています。
そして開発側は、この機能を将来的に拡張していくMODサポートへの最初の一歩としています。
Assetto Corsaといえば、やはりMODということになりますかね。
ラリーというジャンルでMOD対応がどこまで広がるのか。車だけなのか、いずれステージにも広がるのか。
まだ先の話でしょうが、ラリーはコンテンツ量が命っておもいます。Assetto Corsa Rallyが長く遊ばれるタイトルになるためにも、この部分は期待しています。
Photo Modeや新イベントなども追加
ほかにも0.6ではPhoto Modeが実装され、新たに18のイベントが追加されました。
リプレイの60fps制限も撤廃。
Time AttackやChallengeでは天候、時刻、気温などの条件が固定され、より公平な条件でタイムを競えるようになりました。
新コンテンツだけを見ると今回は追加車両3台と少なめですが、ゲーム全体を見ると色んなところに手を入れたアップデートとなってます。
0.6について
新しいステージは今回ありませんでした。やっぱりここは残念。
Assetto Corsa Rallyは、現時点では走れるステージの少なさが大きな弱点。
新しい車が増えるのはもちろん嬉しいのですが、ラリーの場合は同じステージを何度も走ることになるので、個人的には車以上に「走る場所」を増やしてほしいと思っています。
Early Access開始時、開発側はEA期間について最大18か月程度を想定していると説明していました。
2025年11月のEarly Access開始から考えると、現在はほぼ折り返し地点となります。
そう考えると、そろそろベースの基礎固めからコンテンツ拡充にも手を入れていかないと!って思ってます。
でも、物理挙動を納得できるところまで作り込んでから先へ進もうとしているのも感じられて、そこは引き続き頑張ってもらいたい!
コンテンツの少なさは、人に飽きをもたらしてしまう可能性もあります。
もうひと踏ん張り頑張ってください! と、応援の言葉にしておきます^^

【コメント】 あなたのSimLifeの感想やアイデアもぜひ。