1.MOZAがGran Turismo公式パートナーへ
今回の発表で、MOZAがGran Turismo向け公式ライセンス製品を展開する道が開かれました。
ただし、現時点では具体的な製品名や発売時期は明らかになっていません。
そこで今回は、MOZAが最初にどのホイールベースへPlayStation認証を与えるのかを考えてみます。
2.MOZAは上位モデルから展開する傾向がある
MOZA初期の製品展開は、R21・R16から始まり、その後R9、R5へと下位トルク帯へ広がりました。
Ultraシリーズも、R21 Ultra・R25 Ultraから始まり、今回R16 Ultraが追加されています。
ただ、家庭用ゲーム機は子どもや初心者も利用するため、20Nm以上というハイトルクを正式対応させるのは、安全面から考えても可能性が低いと思うので、今回の予想機種からは外します。
なので、16Nmが最大値になり、MOZAの過去の販売戦略を考えると、最新モデルであるR16 Ultraが最初のPlayStation対応機になる可能性もありそうです。
ただし、話題性があることと、販売数を期待できることは別の話です。
3.候補① R16 Ultra
つい先日発売されたばかりのR16 Ultraは、最新世代のMOZAを象徴するモデルです。
FFB品質の改善を強く打ち出しており、Gran Turismo World Seriesで使用する機種としても現行のDD+と比べても引けを取りません。
※現在のGT World Seriesは、DD Extreme 18Nmが使われています。
R16Ultraは約9万~10万円。PlayStation対応による価格上昇を考えると、12万円前後になる可能性があります。18NmのFanatec ClubSport DD+と価格的にも競合しますね。
GTWS公式パートナーとして、将来大会で使える上位機種を準備するという目的なら、R16 UltraのPS対応は可能性が高いです。
ただし、MOZAが公式パートナーになったからといって、大会機材がすぐFanatecからMOZAへ切り替わるとは限りません。※MOZAの発表も、現段階では公式パートナー就任とライセンス製品展開への第一歩までです。
象徴的な製品としては有力ですが、販売数を狙う最初のモデルとしては少し高価帯ですね。
2番手として、アップグレード版を用意するという点では可能性が高いと思います。
4.候補② R9
R9は、強すぎず弱すぎない中間クラスです。
簡易リグから本格的なアルミリグまで対応しやすく、PlayStation向けDDベースとしては非常にバランスが良いモデルです。
このトルク帯は現在、最も競争の激しい売れ筋クラスです。8NmのGT DD Proに加え、同じく8NmのLogicool RS50もあります。
GT DD ProはGran Turismo公式モデルとして長い実績がありますし、Logicoolは巨大です。
R9が後発で入るなら、価格、セット内容、ステアリングデザインなどで明確な差を作る必要があると思います。
PS認証分を加えて、価格差を作れるかが勝負所でしょうか。
5.候補③ R5
R5は入門用DDとして扱いやすく、GT7ユーザーにも自然な性能です。
机への固定や簡易スタンドでも使いやすく、初めてDDを購入するユーザーにも勧めやすいモデルで、競合のDD Proにも価格的に優位に立ちやすいところでしょうか。
しかし後発としてはインパクトに欠けて少し埋もれる可能性があります。
6.候補④R3(LockeFactory予想)
私が最も可能性が高いと考えるのは、R3をベースとしたGran Turismo公式セットです。
R3クラスであれば、競合はDD Proだけではありません。
- Logitech G29/G923
- Thrustmaster T248
- T300RS
- 初めてハンコンを購入するGT7ユーザー
こうした巨大な入門市場が対象になります。
R3はすでにXbox対応モデルを展開しているため、コンソール向け製品を作る経験もあります。
PlayStation対応のR3セットを手頃な価格で投入できれば、
PlayStation対応DDの最安クラス
という新しい市場を作れます。
従来ならギア式やベルト式を選んでいた層を、ダイレクトドライブへ引き上げることも可能です。
これは既存のDD市場でFanatecと正面から競争するよりも、MOZAらしい戦い方に見えます。
個人的にも、すそ野を広げる!と言う意味で応援したいクラスです。
7.R3とR16 Ultraの同時展開もあり得る
実際の販売数とシェア獲得を担うモデルとしてR3。
MOZAの最新技術とブランドイメージを示す上位モデルとしてR16 Ultra。大会公式ハンコンとしてもR16 Ultra。
私はR3を最有力、R16 Ultraを次点と予想しますが、両モデルを同時に発表する可能性も考えられます。
R3で初めてDDホイールを購入するユーザーを取り込み、将来的にはR9やR16 Ultraへ移行してもらう。ステアリングやペダルなどを引き継げるMOZAのエコシステムを考えると、非常に「あり」ですね。
まとめ
現時点での予想は、
本命:R3
対抗:R16 Ultra
次点:R9
穴:R5
です。
MOZAが販売数・シェア率を重視するならR3。
Gran Turismo World Seriesでのブランド訴求を重視するならR16 Ultra。
そして将来的には、R3からR9、R16へと同じエコシステム内でステップアップできる展開を目指すのではないでしょうか。
MOZA初のPlayStation対応モデルは、どのホイールベースになるのか。
正式発表を楽しみに待ちたいと思います。
※あ。R12忘れてた(汗

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