突然ですがニュースです!レースシム業界に大きなニュースが飛び込んできました。
CORSAIRは、コックピットメーカーのリーディングカンパニーであるTrak Racer を買収し、同社をFanatecファミリーの一員として迎え入れることを発表しました。
FanatecがCORSAIRグループに加わって約2年。今度はコックピット分野のリーダー企業が同じグループとなり、レースシム市場は新たな局面を迎えそうです。
Trak Racerとは?
Trak Racerは、アルミフレーム製コックピットの代表的ブランドの一つです。
TR80、TR120、TR160などを中心に、高い剛性と豊富な拡張性を備えた製品を展開しており、世界中のシムレーサーから高い支持を集めています。
モニタースタンドやシフターマウント、モーションシステムなど、多彩なオプションを組み合わせられることも大きな魅力です。自作アルミフレームユーザーが必要なパーツだけを導入するケースも多く、拡張性の高さが評価されています。
Fanatecとは競合?それとも棲み分け?
FanatecとTrak Racerはコックピット市場では競合相手にも見えます。
Fanatecの代表的なCSL Cockpitは、専用設計ならではの細身でコンパクトなデザインを採用しながら、高い剛性を実現しています。その反面、汎用アルミフレームのような自由な拡張性はありません。まぁ専用品とですからねw。
一方のTrak Racerは、従来よりさまざまなメーカーのホイールベースに対応できるよう、アルミフレームをベースとした自由度の高い設計が特徴です。また、用途や環境に合わせてアクセサリーを追加し、自分好みの環境へ発展させていく楽しさがあります。
つまり、現状では競争というよりも、それぞれ異なるユーザー層に向けた「棲み分け」ができている印象です。
実は以前から接点も
現在販売されている ClubSport GT Cockpit は、もともとCORSAIR主導で企画された製品として知られています。
今回の買収は、CORSAIRが自社のコックピット戦略をさらに強化した動きとも思えますね。
期待したいのは「連携」
今回、CORSAIRは、ファナテックファミリーの一員として迎えると発表しました。
つまり、今回の買収で最も期待されるのは、ブランドの統合ではなくファナテック製品の「連携」なのかなと思います。
例えば、
- Fanatec製品との専用マウントの充実
- Hapticsシステムや、Motionシステムなど、周辺機器を活かす取り組み
- 配線や組み立てまで考慮した設計
同じグループだからこそ実現できる製品開発が行えるようになるので、今後、どのような製品展開が行われるのかも楽しみです。
単に同じ会社になったというだけではなく、「互いに補完しあえる連携」
そんな製品が出てくるようになれば、ますます業界が盛り上がるかもしれませんね!
シムレーシング業界は「エコシステム」の時代へ
ここ最近、ハードウェアメーカー各社の動きを見ていると、各社とも単体製品の性能だけで競う時代から、周辺機器やソフトウェアまで含めた総合力で勝負する時代へ変わりつつあるように感じます。
MOZAはベースだけでなく、ステアリング、ペダル、シフター、ダッシュメーター、アクティブペダル、モーションシステムまで展開を拡大しています。今後PlayStationへの対応で、さらにエコシステムは進化していくでしょう。
Simagicもホイールベースだけでなく、ペダルやシフター、ハンドブレーキなどラインアップを充実させ、次のPlayStation対応への期待も高まっています。
そしてCORSAIRグループには、
- Fanatec(ホイール・ペダル・周辺機器)
- Trak Racer(コックピット)
- Elgato(配信機材)
- SCUF(コントローラー)
と、それぞれ強力なブランドが揃いました。
以前は「どのDDを買うか」が中心だったシムレーシング市場も、これからは「どのエコシステムを選ぶか」が重要になっていくのかもしれません。
まとめ
Trak RacerとFanatecは、それぞれレースシム業界を代表するブランドです。
今回の買収によって、どちらか一方へ統合されるというより、お互いの強みを活かした製品開発やサービスの連携が進めば、ユーザーにとって大きなメリットが生まれるでしょう。
2026年は、MOZAのGran Turismo公式パートナー入りや、各メーカーの新製品・新技術など、ハードウェア業界が大きく動いている一年です。いつか、この年が転機の年だったなぁと言われる年になるかもしれませんね^^
今後、両ブランドがどのようなシナジーを生み出していくのか、引き続き注目していきたいと思います。

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