Assetto Corsa Rally 0.5アップデート情報。ギリシャ追加、オンラインマルチプレイ実装、物理演算も大幅刷新へ

Assetto Corsa Rally 0.5アップデートを紹介するアイキャッチ画像。オンラインマルチプレイ実装、ギリシャステージ追加、物理演算刷新とブルドージング効果を特集。
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Assetto Corsa RallyのUpdate 0.5の情報が公開されました。

今回のアップデートは、新ロケーション追加だけでなく、オンラインマルチプレイの第一段階実装、さらに物理演算の大幅な再構築も含まれる、かなり大きなアップデートになりそうです。

※この記事は、Steamで公開された「What’s coming in update 0.5」の内容をもとにしたUpdate 0.5の事前情報です。記事作成時点では、ゲーム本体への0.5アップデート配信はまだ確認できていません。

新ロケーション「Rally Greece」が追加

Update 0.5では、新たなロケーションとして「Rally Greece」が追加されます。前報のとおりギリシャですね!

収録されるスペシャルステージは、ElatiaとLoutrakiの2本です。

Elatiaは高い平均速度で走れる高速系ステージ、Loutrakiはより曲がりくねったテクニカルなステージと紹介されています。

また、2本のステージをベースに、合計12種類のレイアウトバリエーションが用意されるとのことです。

ギリシャらしい、砂利・石・轍のある荒れたグラベルステージになりそうで、ラリーらしさを強く感じられるロケーションになりそうです。

個人的に一番大きいのはオンラインマルチプレイ実装

今回のアップデートで、個人的に一番大きいのはオンラインマルチプレイの追加です。

やっと来た~~~~!って感じです。

Update 0.5では、オンラインマルチプレイの第一段階として、最大16人まで参加できるシングルステージ形式のロビーが実装されます。

プレイヤーは自分でカスタムロビーを作成できるほか、公式ACRロビーに参加することもできます。

ロビー作成時には、天候の設定や車両制限も行えるようです。

車両制限は、全車両、同じカテゴリー、同一車両といった形で設定できるとのことなので、コミュニティイベントにもかなり使いやすそうです。

まだシングルステージのみという点は、複数ステージを走って総合タイムで競う形式がラリーと思うと少しざんねんだけど、それでもオンラインで一緒に走れる環境が追加されるのは大きな前進!

まずは第一歩。始められることが重要。 イベンターとしては、「待ってました!」ですね。

これでユーザー主催のイベントも開催しやすくなりますし、Discordなどのコミュニティで遊ぶ幅も広がりそうです。

公式ロビーと週替わりイベントも用意

Update 0.5では、開発チームが管理する公式ACRロビーも登場します。

公式ロビーはサーバーブラウザ上に常に表示され、複数のインスタンスを用意することで、コミュニティが参加しやすい環境を整えるとのことです。

また、マルチプレイには週替わりイベントも用意されます。

通常のウィークリーイベントが2種類、金曜日から日曜日まで開催される週末限定イベントが1種類という構成です。

Week 1では、ギリシャのRally2イベント、Mini Cooper Sによるターマックイベント、ウェールズでのSubaru Impreza S3ライトレインイベントなどが予定されています。

Week 2では、Alfa Romeo GTA 1300 Juniorでのギリシャイベント、Rally2グラベルイベント、Lancia Delta Integrale EvoでのCol de Turiniライトスノーイベントが予定されています。

物理演算が大幅に再構築

Update 0.5では、物理演算にも大きく手が入っているようです。

開発チームは今回の物理演算変更について、今後、短期・中期・長期の目標に向けた取り組みであるとしています。

そのため、今回導入される内容は、今回だけで完結するものではなく、今後のアップデートに向けた基礎作りという意味合いが強そうです。

今回の0.5で導入される主な変更としては、タイヤモデルの改良、路面認識の再構築、グラベルでのブルドージング効果、キャンバー挙動の見直し、振動表現の追加などが挙げられています。

特に気になるのは、グラベル路面でのブルドージング効果です。

これは、柔らかい路面でタイヤが砂利を押しのけたり掘り起こしたりすることで、より現実に近いグリップを生み出すというもののようです。

ラリーゲームではグラベル路面の表現がかなり重要なので、これが良い方向に効くなら、走行感は大きく変わるかもしれません。

また、Stick-Slip振動やDig依存の振動も再導入され、フォースフィードバックの情報量も増えるとされています。

ハンコンで走るプレイヤーにとっては、かなり気になるポイントです。

ただし、物理演算については文章を読む限りとても「ゾクゾク」しちゃう内容ですが、実際に良い方向へ変わるかどうかは、触ってみてからのお楽しみですね。期待度は高まります!

理想ラインも改良

全ステージには、路面上に理想ライン、または理想軌道のような概念が設定されているようで、このライン上を走ると、ライン外よりもグリップが良くなる仕組みのようです。
これまでは理想ラインの幅が固定されていたため、コーナーでスライドしながら走ると、片方の車軸だけが理想ラインに乗るような状況が起きていたようです。

Update 0.5ではこの仕組みが改良され、コーナーで理想ラインの幅が広がるとのこと。

これにより、コーナー中でもより自然にグリップの高いエリアを使えるようになるとのことです。

この新しい理想ラインシステムは、まずギリシャステージで導入され、今後ウェールズ、アルザス、リヴィーニョにも展開される予定です。

今後への布石も大きい

今回の発表で興味深いのは、0.5で導入される内容だけでなく、その先の展開についても触れられている点です。
0.6以降から正式リリースへ向けた開発方針として見た方がよさそうです

開発チームは、中期的な目標として、タイヤ温度、ブレーキ温度、タイヤ摩耗、荒れた路面向けのより高度なサスペンションセットアップを再導入できるようになると説明しています。

ここで「追加」ではなく「再導入」という表現が使われているのも気になるところ。

今回の物理演算再構築は、今後それらのシミュレーション要素を入れるための土台作りなのかもしれません。

さらに長期的には、車両運動やタイヤシミュレーションを専門とするイタリア企業MegaRideとの協力により、タイヤモデルや車両ダイナミクスをさらに発展させていくとのことです。

その他の改善点

Update 0.5では、コンテンツや物理演算以外にも多くの改善が含まれます。

主な内容としては、以下のようなものがあります。

・新イベントグループの追加
・アルザスとウェールズ向けのスノーコンディションイベント追加
・Impreza S3やPeugeot 306のエンジン音改善
・ヘルメットマイク音声オプション追加
・7.1ch環境でのミックス改善
・カメラ設定を全車両に一括適用できるオプション追加
・コックピットカメラやゲージカメラの初期FOV調整
・砂埃やグラベル路面のパーティクル表現改善
・環境オブジェクトや樹木、草木の配置修正
・サービスパークのちらつき修正
・動的オブジェクトがステージ再開時に初期位置へ戻らない不具合の修正

細かい部分も含めて、ゲーム全体にかなり広く手が入っている印象です。

リーダーボードはリセット

0.5アップデート準備のため、オンラインリーダーボードのメンテナンスが行われています。物理演算や路面特性、車両バランスが大きく変わるため、アップデート時にはリーダーボードもリセットされる予定です。

物理演算や路面特性、車両バランスが大きく変わるため、これは妥当な対応だと思います。

まとめ

Update 0.5は、Assetto Corsa Rallyにとってかなり重要なアップデートになりそうです。

新ロケーションのギリシャ追加も楽しみですが、個人的にはオンラインマルチプレイの第一段階実装が一番大きいですね。

シングルステージのみという制限はありますが、それでもロビーを作って一緒に走れるようになるのは嬉しいアップデートです。
これでコミュニティイベントも開催できるようになりますし、遊び方が一気に広がりそうです。

一方で、物理演算の再構築については、書かれている内容だけを見るとかなり期待できるものになっています。

グラベルでのブルドージング効果、タイヤモデルの改良、FFBの情報量向上など、ラリーシムとして重要な部分にしっかり手が入っている印象です。

今回の0.5は、単なるコンテンツ追加ではなく、今後のACRを大きく変えるための布石。物理基盤の再構築を行うための基礎を発表。というようなアップデートにも見えます。

0.5で何が変わるのか、そして0.6以降でどこまで進化していくのか。

かなり楽しみなアップデートになりそうです。

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