GamingPCで始めるレースシム生活
「ゲーミングPCを買って、本格的にレーシングシミュレーターをしたい!」
そんな方に向けて、ゲーミングパソコンをベースにしたレースシムの構築を紹介します。
PCで構築するためには多少の知識が必要となりますのでご了承ください。
ゲーミングPCってなに?普通のパソコンと違うの?
ゲーミングパソコンと普通のパソコン。何が違うのでしょうか。
普通の処理を行うことに対しては、性能が少し違うくらいで、基本的にできることに大した差はありません。ちょっと高性能なCPUが選ばれていたり、グラフィックボードが積まれているパソコンがゲーミングPCと呼ばれています。
普通の事務用パソコンで出来ないの? と言われると、できるかもしれないしできないかもしれない。やってみなければわからないけど、もし拡張できるパソコンでしたら、グラフィックボードを積めばたいていのソフトは動きます。
パソコンの世界は、毎年何らかの新製品が出てきて,高~いハイエンドパソコンを買ってもすぐに陳腐化してしまうので、ご自身の予算と気合いを考慮して、賢く買っていただけたらと思います。
どんなゲーミングPCを買えばいいの?
こればっかりはどこまで求めるか!?ということになりますが、あえて考えてみたいと思います。
レーシングシムを動かすパソコンの能力は3Dゲームとしては中量級になります。
まぁまぁパソコンに負荷がかかります。安めのパソコンの場合は,画質を落とすなどしないと、ちょとカクカクしたり、まともに起動しないなんて可能性もあります。
画質落とせば,それなりのパソコンでも結構動きます。が、どこまで許容できるかですね。
1画面で良ければ、15万円で買えるくらいのパソコンでも十分動くと思います。
1画面でも4Kでしたいとか、やっぱり3画面に!となると、20万円以上のパソコンを選びましょう。
具体的にはグラボの能力を見て決める感じですかね。
現行モデルの場合は、Geforce RTX 5070以上、または、Radeon 9070以上をお勧めします。これくらいの能力があれば、高画質を狙わなければ3画面でも行けると思います。
予算があれば、5070Ti または 9070XT またはそれ以上が積まれたものを選びましょう。
1画面FHDで画質にはこだわらないって人には,10万円~でゲーミングパソコンと呼ばれているものなら、大抵の製品は動きます。画質を下げる必要があるかも。。。
パソコンで楽しめるリアル系レーシングゲームタイトル
リアル志向のタイトルも豊富です。まずは代表的な3本と今後発売予定の作品を紹介します。

Le Mans Ultimate
世界耐久レース(WEC)公式ソフト。世界観から挙動まで、超リアル系!WEC公式のため車種ジャンルやコースは限られますし、マルチがメインですが、この挙動、一度は体験してみてもらいたいと思う作品です。

アセットコルサ(初代)
ハードコアな物理挙動演算シミュレータの先駆け的なゲームソフト。2012年発売の古いゲームだが、その分現代のレースゲームとしては軽く,最新のGPU・CPUでなくても全然動く。ゲームパッド補正がないため、ほぼハンドルコントローラー専用・
Modと言われる改造データで無限の可能性を秘めている。

アセットコルサ コンペティツィオーネ
GTワールドチャレンジ公式。超リアル系レースシミュレーションの最高峰の一つに挙げられるソフト。 そのハードさはやってみないとわからない!
収録数は少ないながら究極の挙動が出迎えてくれます。

iRacing
サブスクリプション制のオンラインレース専用ソフト。車両やコースは有料DLC形式で追加購入が必要です。その分、レースの厳密さと安全性・完成度は他タイトルを圧倒しています。
あのF1フェルスタッペンもやっている!行きつくところはここになるのか!?

EA SPORTS WRC
ラリーゲーム最高峰とも言われるラリーシム。WRC公式ソフトですが、現在開発チーム解散。
サポート打ち切りされてデイリー課題Momentが更新されないのは痛いけど、挙動はぴかいち。買って損しないと思います!

Project Motorsport Racing(予定)
来る2025/11/25発売予定のPMR。
超リアル系だったProjectCars2の系統を引き継ぎ、サブパブリッシャーがセガになって新しくなって登場予定。ソフトの出来次第ですが、LockeFactoryのメインソフトになれば!と期待しています。
※これらのソフトは、非常に“ガチ”です。
ブレーキをちゃんと踏まないと曲がれません・・・。
いや、ほんとに。ハンドル切っただけじゃ曲がれないんです。
普通のカジュアルなレースゲームだと「とりあえず曲がれちゃう」んですが、シム系はタイヤが滑れば、ちゃんと外へ飛んでいく。最初は「え、壊れてる?なんだこれ~」と思うかもしれませんが(笑)、 それこそがリアル。
慣れるほどに、“動かしてる感”が楽しくなります。
ゲームなのに“なぜ曲がらないのか”を考え始めた瞬間、 あなたはもう立派なシムレーサーです。
ハンドルを握ると、レースが“現実”になる
最初に断言します。
ハンコンを握ると、レースゲームはまったく別の体験になります。
コントローラーで走っていた頃は、ブレーキもハンドルもただの操作でした。
でもハンコンを握った瞬間、タイヤの重み、路面のザラつき、コーナーの緊張が手に伝わってくる。フォースフィードバックを備えたハンコンは、別次元の没入感を与えてくれます。
ハンドルが小刻みに震え、タイヤがスリップする瞬間、車が生き物のように動くのを感じたとき、きっと思わずニヤけてしまうはずです。
※フォースフィードバック(FFB)とは?
車体やタイヤの動きを“反力”としてハンドルに返す仕組み。
コーナーでタイヤがグリップを失うと、ハンドルが重くなったり軽くなったり震えたりします。
これがリアルドライビング感の正体!不思議とGまで感じてしまう。そんな夢のような商品があります。
ハンコンドライブの種類
ハンコンドライブには,3種類の方式があります。
- ギアドライブ式
モーターからの振動情報をステアリングに伝えるのに歯車ギアが使われます。
ハンコン初期からある方式で,モーターの力をギア比で増やしてトルク変動に変えています。 ただ,機構上どうしてもうるさくなります。 - ベルトドライブ式
モーターからの振動情報をステアリングに伝えるのにベルトが使われます。
トルク伝達をベルトにしたため,ギア式に比べ音が静かになりました。
ただ,ベルトという軟物質を媒介にするため,ギア式に比べるとダイレクト感やフィーリングが若干弱くなります。逆にアナログな感じがしてフィーリングが良いっていう人もいます。 - ダイレクトドライブ式
ステッピングモーターの能力が上がり,磁石モーターの力だけでステアリングのトルクを出すことが出来るようになりました。ギアもベルトも介さない,文字通りダイレクトなため,とても静かで,モーターでの振動を直に感じることができるため,フィードバックもセルフステアリングも速く繊細な挙動の表現もできます。
ただ,モーターのみでトルクを出さなければならないので,モーター自体が大きくなりました。その代わりの大メリットとして、ギアやベルトを介さないためとても大きなトルクをかけることが出来るようになりました。表現力が桁違い! 各メーカーのモーター制御の腕が問われます。
PC対応の主なハンコンメーカー
パソコン対応のハンコンは、多岐にわたります。すべてを紹介するのは非常に難しいので、日本にあるショップで購入できるメーカーさんに絞ってみてみたいと思います。
- Simucube
世界最高峰のハンコンメーカーである。
価格も性能も最高峰。 最上級モデルでは,ステアリングとセットで50万円近くかかる。 一応?安価帯のSportもあるが,これは一世代前のものになるため,購入して良いかどうか微妙。 競合各社が競ってレベルアップしてきていますが、いまだに最高峰の位置を堅持しています。 そこへ、先日Simucube3 最新モデルの発表がありました。
やっぱりお高いですが、さらにエコシステムを進化させて囲い込みに出たようです。
ともかく最上級が欲しい人にはお勧めできるんじゃないかと思います。
iRacingをやっている人は,シムキューブじゃないと!みたいな人も一定数居ますね。 個人的にはそこまで求めちゃいけない気がしてます。はい。 - Asetek
PCの冷却部品などサポートツールのメーカー兼商社だが、昨今,シムレーシング界に参入した。
業界最高峰のシムキューブと提携技術供与を受け,いきなりハイエンドモデルで登場した。 PC関係の精密部品の精密部品のメーカーだけあってか,精度の高い製品を作り出しているようです。シムキューブより若干安いが、それでも最上級のInvictaでは、ステアリングとセットで40万円を超える価格に。ただ、こんなに高い製品なのに、ほとんど悪い評価は見当たらない。 デザインがぱっとしないくらいか・・・(個人的に。)
ドライブは4種類。 最近エントリーモデルを発表したばかりです。
Asetekを買う層は,ハイエンド指向なのかなと思います。
ハイスペック希望者が高くてもハイスペックなものを買うというイメージです。
FFBのの感度もスピードもとても良いらしい。 が,高すぎます。はい。
ペダルも高いがやはり悪い評価は見当たらないです。
高くて買えないし,見るのは海外評価だけしかないけど,これ買って失敗した~って人はほぼ見ない。 裕福でハイエンド指向の人は,是非選んでみてください。 - Fanatec
かねてよりちょっと高級ハンコン屋さん,レーススポンサーさんとして知られてましたけど,グランツーリスモ7発売時にプレイステーション対応、公式ハンコンとしてデビューした、同社ddProが大フィーバー。
一躍最大手のようになりました・・・が・・・
同社は経営体制の混乱や財務問題により、2024年にPCパーツ大手Corsairの傘下に入りました。これにより「Fanatec」ブランドは存続しつつも、Corsairによる新体制での再建が進んでいます。(正直、あの頃はちょっと心配しました…笑)
ただ、悪いことばかりではなく、この買収劇により、長年弱点だった出荷遅延や在庫問題が大幅に改善されつつあります。日本に代理店(ゼンカイレーシングさん)ができたしね♪
他社が新製品を発表しまくっている現在、早く商品開発力も戻ってきてほしいなーと思う今日この頃です。 - Moza
ダイレクトドライブ時代からの新興企業。
もともとは、カメラの雲台機構のメーカーらしいですが、機械精度は高そうです。ダイレクトドライブの価格破壊を頑張って欲しいメーカーです。
最近は特に新製品の目白押しで勢いがあり,ハンコンドライブもエントリーの3Nmから,5・9・12・16・21・25と種類も多く、ドライブ自体も比較的安価です。
5Nmまでの低価格帯では,この価格でこの性能!?となかなか高評価が多いですが、それ以降のモデルでは若干評価が低いです。FFBの表現力では他社に軍配が上がるようです。
ただ,ドライブの性能では劣っていても、他社にないアプローチで製品が多数あり,ジャイロセンサーで傾き対応のディスプレイつきのステアリングを他社に先駆けて発表,トラック用40cmステアリング、ウインカーワイパーレバースイッチ発売、アクティブペダルにアクティブシフター等々、レーシング目的以外でも,グッとくる製品が多数でてきています。
いろんなことをやりたい!って派にはとても魅力的。 ペダルも安価帯SRPから中堅グレードCRP,CRP V2と選択肢が多い。
これでドライブの性能が高かったら言うことなくね?みたいな気がします。
買ってませんが、Lockeもひそかに応援してるメーカーでもあります。 - Simagic
ダイレクトドライブ時代からの新興企業。
海外情報ではドライブの性能はなかなか評価が高めです。触ったことはないですが評価を見る限り選んで損はないレベルの模様です。
ステアリングの種類が少ないが、セルフステアのスピードが速く、ドリフト派に好まれるみたい。 フォーミュラ分野でも利用者が多数いるようで,メーカーホームページを見ても、 Drift&Formulaと書いてあるのでメーカーのウリと利用者の評価がかみあっているようだ。
低トルクのエントリーモデルがなく、中堅帯をしっかり押さえてきているという戦略かな?PSやXBOX等のコンシューマ機を使わないなら ありかもしれません。
PCでドリフト最優先なんて人も,このメーカーが良いんじゃないでしょうか。
最近はペダルにも力を入れていて、先駆けて本格的な振動ペダルをだしたり、次はアクティブペダルを開発中。P2000ペダルはレビューを見る限りでもなかなかよさそう。
シフターもファナと同様シーケンシャルとHシフターの切り替えができるなど、ユーザー視点もよい感じです。
願わくば,エントリーの5~8Nmクラスにも進出していただけると,エントリークラスの方にも勧めやすいなぁと思ってます。 - Logicool
PCやPSの世界で数々の周辺機器を提供してくれている巨大メーカーさんです。
古くから、フォースフィードバック対応のハンコンを送り出してくれています。
従来は、トルクの低いギア式がメインで発売していましたが、最近のダイレクトドライブに遅れながら参戦。
昔ながらのギア式もカチンカチンとうるさいけど、コスパという面ではメリットがあります。とりあえずフォースフィードバックのある世界を体験するという意味では,最安で構築できます。そこそこリセールもしやすいので,あんまりお金を使いたくないけどちょっとやってみたい。 という方には悪くないのかもしれません。
時代において行かれないように!?2024年。とうとう同社もダイレクトドライブを発表しました。 True Forceと言う新しいフォースフィードバックを携えて。 - ThrustMaster
おもちゃ時代のハンコンの王様。
古くからハンドルコントローラーを排出し,数々の名作を作ってきた。
同社の主流はベルトドライブでした。ダイレクトドライブへの移行は出遅れてしまい,圧倒的なシェア率を誇っていたのに,大きくシェア率を落としたと思う。
しかしながら、グランツーリスモに限ってはかつてのおすすめハンコンだった同社独自のFFB出力体系を持っていて,フィーリングの評価はとても高いです。
最近はダイレクトドライブ全盛の時代なので過小評価になってしまうけど,同社のギア式・ベルト式はエントリーモデルとして現在でもしっかりとした地位があり,エントリー層には価格的優位があります。
2025,とうとう、同社のダイレクトドライブが発売となりました。華々しく復活を遂げるのか,はてはて。
- HORI(信憑性の高い未来予想)
2025東京ゲームショーで、あのHORIがダイレクトドライブを開発していると発表しました。まだ実現の目途はたっていないようですが、4万円程度?で3Nmレベルのドライブを出したいと言っていたとのことです。実現すれば、エントリークラスの革新。
安価帯ってことでロジのギア系やスラマスのベルト系を駆逐するかもしれないですね。
期待を込めて待っていましょう♪
筆者Lockeは、FanatecのClubSport DD+を利用しています。
何をするにしても標準的で悪くはないのですが、いかんせん他社は新製品発表祭り。よだれが出て止まりません!(笑)
パソコンは組み合わせ自由
たくさんのメーカーをご紹介しましたが、上記はハンコンドライブを発売しているメーカーさんたちです。ですが、このシムの世界は、ペダルだけの専門メーカーもあったり、H型シフターに特に力を入れているメーカーもあったりと、多種多様。
すべて同じメーカーで揃えなくても動きます。
ハンコンドライブ、ペダル、シフター、ハンドブレーキ。全部ばらばらのメーカーで最高級品を集めるなんてこともできます。
ただ、一つのメーカーに揃えることで、USB端子が省略できたり、設定ソフトが1つで済んだりと、ゲーム内での設定も簡単になったりと、メリットも多いです。
メーカーがばらばらだと、それぞれのデバイスごとにボタンを割り振る必要があるなど、少し大変です。ご自身のスキルに応じて選択してください。
個人の趣向によると思いますが、個人的にはどこかのメーカーに絞ってそろえる方が不具合も少なく、安心して使えると思います。エコシステムを構築しましょう。
コックピットと設置の話
ハンコンはテーブルに固定して使うこともできますが、フォースフィードバックの力は意外と強力です。軽い机ではガタつき、ペダルを踏むと椅子が後ろに下がることもあります。
パワーの強いダイレクトドライブ方式では、机は動く。振動が床に伝わる。大惨事~♪
みたいなことになりかねません・・・^^;
しっかりしたコタツみたいな低くて重いテーブルの場合、それなりにできるとは思いますが、パソコンラックのような細いパイプ製のテーブルの場合、ちょっと厳しいと思います。
本格的に遊ぶなら、しっかり固定できる「リグ(コックピット)」を導入するのがベストです。
※ロードセルブレーキに注意!
最近のペダルは“踏む力”を検知するタイプが主流になりつつあります。強く踏み込むため、固定が甘いと机が動いたり椅子がずれたりします。またどこかで説明しますね♪
コックピットの種類
市販されているコックピットもいろんなものがあります。
折り畳みが可能なものであったり、パイプフレームで凛々しいもの。ごっついアルミフレームで作られているもの。大きさも価格もピンキリです。
シートとハンドルとペダルの3点が固定されることが最低限必要だと思います。
家庭環境も設置場所の環境も人それぞれ違うので、どれがいいとは言いにくいですが、フレームが細く見えるものは、あまりお勧めしません。
初めて買われる方はイメージわかないかもしれませんが、筋肉痛になるんじゃないか?ってくらいのパワーがかかります(笑) 細いパイプは簡単に悲鳴を上げます。
8Nmくらいまでのハンコンであれば、パイプフレームでも大丈夫かな?って思います。
沼にはまると、Hシフター、シーケンシャルシフターにハンドブレーキ。キーボードも手元に置いて、ボタンボックスやHUD画面追加・・・いつかは3画面に・・と、拡張していきます。
自分はハマりそうって思う方は、アルミフレームタイプをお勧めします。
PS5で8Nmでこれ以上拡張しない!って方にはサンワサプライさんのコックピットよさそう(使ったことない無責任発言ですが・w・)






予算と目的で選ぶ!おすすめ構築プラン
やっと本題に!(笑)
とりあえず始めたい方から、本格的にやってみたい方まで。
LockeFactoryでは、目的別にいくつかのプランを紹介します。当方では販売しておりませんのでそれぞれの環境や予算に応じて、選択していただけたらと思います。
損はしません!(きっと) 仲間がいればもっと楽しくなります!
いろんなパターンを考えていますので是非参考にしてください。
- PCではじめるプラン(初級) ~コックピットなし~ ※ただいま執筆中
- PCではじめるプラン(中級) ~コックピットあり~ ※ただいま執筆中
- PCではじめるプラン(上級) ~本格的に3画面~ ※ただいま執筆中
- PCではじめるプラン(超級) ~こんな世界もあり~ ※ただいま執筆中
ハンコンを握った瞬間、世界が変わる
シム構築は“さらなる上を目指せる世界”です。沼とも言いますが。。(苦笑)
ゲーミングパソコンと始めるシムの世界。 泥沼に陥らないよう、自己精神力も必要です(笑)
きっとあなたの夜の生活が変わると信じて。
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構築プラン図鑑(TablePress版)※ただいま執筆中
ハンコン・ペダルの選び方※ただいま執筆中