オンロードレースゲーム考察

LockeKazumaruのゲーム考察

個人的な主観に基づき、ゲームを勝手に批評してみます。誰かの参考になれば♪

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 日本を代表するゲームソフトの一つ。
 リアル系レーシングゲームでは随一の販売実績を誇っています。
 リアル系というと操作がものすごく難しいように感じるかもしれないですが、コントローラによる操作でも運転を体感できるように作られていて、簡単ではないですが、カジュアルなレースゲーム層の人にも楽しく遊べるように作られたゲームです。

 前作よりオンラインレースを積極的に取り入れ、ユーザー間でのレースルームを作成したり、世界のユーザーとのオンライン対戦が簡単になり、マルチプレイの敷居が低いのもこのゲームの特徴。
 前作はグランツーリスモスポーツとしてマルチプレイがメインという設定でしたが,本作は昔ながらのグランツーリスモにマルチプレイを融合した総合ゲームとして開発されています。
 本ゲームは、eスポーツとしてたくさんの大会が開かれていますが、国民体育大会(現国民スポーツ大会)eSports部門でも取り上げられており、しかも、誰でも気軽に参加が出来るようになっています。
 どこの県か等の簡単な登録で参加でき、予選はタイムアタックだけなので他人を気にせず参加できるので、皆さんも挑戦してみてはいかがでしょうか。私も「広島県」で参加してみたけど,強者がいっぱい居て400人中78位でした(^^;みんな速い!
 車の挙動もリアル志向を目指し逐次更新されていて、ゲーム性を損なわずにリアル挙動を実現し、最近の評価はかなり高くなっています。
 一部の人がシミュレータとしてはダメダメとか言ってますが、PCソフトと比べるとFFBは少し弱めかな?とも思いますが、たくさんの人が参加できる環境でのリアル追求という意味では十二分な走行体験ができます。
 リアル志向の設計だけど、家庭用ゲーム機のソフトということでカジュアルにゲームを楽しめるようにも作ってあり、ゲームパッドユーザーへの入力補正やアシストで、初心者でも簡単に運転できるようになっていて、このへんのバランス感覚はすごいと思います。
 実際補正をバシバシに入れると、うちの子、レースゲーム初めての小学生でもなんとか?走れました。
 レースゲーム人口を増やしてくれる最良のゲームだと私は思います。

 また、PlayStation5のコントローラは秀逸で、ジャイロ機能で傾きによるハンドル操作や、アクセル・ブレーキペダルを操作するのも重みの変化するボタンや振動、コントローラの振動により、ABSの作動やアンダー・オーバー具合、車体の状態が感じられると好評です。私はとっても苦手ですが・・・。フォースフィードバックの機能はアナログボタンにも適用で素晴らしいと思います。
 ハンコンユーザーとのバランスも良くできていて、ゲームパッド・ハンコン双方のトップランカーを見比べても、同等のタイム、同様の操作が可能で、パッドとハンコンのクロスプレイでまともなレースができるレベルになっているようです。私はコントローラ無理無理だけど、うまい人はほんとうまい!
リアル系レーシングゲームとしてはカジュアル層も取り込んで、オンラインマルチ対戦の人口がとても多いです。ただ、オンラインレース上ではゲームと捉えマナーが悪いユーザーも多いようです。
 ある程度(信頼性的に)上位ランクになれば、真剣なクリーンなレース展開も期待できます。そんなにひどい人に会うことも多くはないけど。。。どのゲームも一緒かな・・・。

 このゲームは、レースゲームの初心者対策がとても秀逸です。
 走る。止まる。からはじまり、いろんなパターンのコーナーの曲がり方、ライン取り、ブレーキの踏み方。戻し方。ライセンスモードできっちり学べます。
 また、ゲームの中には数多くのミッションがあったり、サーキットのセクションごとに指定車両と目標タイムが設定されたエクスペリエンスモードがあったり、ゲーム的にゴールドを目指してこなしていくだけで運転技術の向上が図れるようになっています。
 ここまで丁寧でテンポよく挑戦でき、上達が感じられるソフトはそうそうないと思います。オールゴールドとった人とかはもうすごいね!賛美します。

 また、スポーツカー以外の車両もあり、セダン、SUV、RV、ラリーカー、ワンボックスまで幅広い上、収録車両が400車種以上と格段に多いため、リアルで実際に乗っている車でゲームができる可能性が高いです。特に日本車で。となるとほかに右に出るソフトはないので、存分にいろんな車に乗ってほしい。
 ゲーム的要素では、課題をこなして車をもらったり、レースに勝ってゲーム内のお金を稼いで車を買い集めるというコレクター的な要素から、手に入れた車と世界の絶景風景の写真との合成写真を作成したり、改造パーツを取り付けてみたりと、出来る幅がとても広いです。
 改造でのホイールマッチングは、何十種類のホイールを車に当てはめて見ることができ、リアル実物のホイールを買うのにも役立つと好評のようです。

 ただ、AIレースのAIレベルは他ソフトと比べてもちょっと不評。カジュアルゲームライクに敵車を抜いて楽しむという遊び要素には楽しくて良いんだけど、実際の駆け引きレースとしてはちょっと「うーん」と思えるところも多々出てきます。ありえないスピードが出たり、走行ラインをふさいできたりと、ちょっといただけない。
 アップデートにより、コースと車種は限られてますが、人の走行記録をAI学習をさせ、Soffyと名付けられたAIエージェントが搭載されました。これからはAIとのバトルも楽しめるようになってきているみたいです。最近やってないので・・・sorry

 AIとの対戦に不満が出たら、せっかく強化されたマルチプレイ機能があるのでぜひともオンライン対人対戦の方をやってみよう!
 最初のうちは全く歯が立たないかもしれません。マルチプレイの人たちは熟練の人が多いので下手したら全車に周回遅れなんてことも・・やられました(苦笑)
 そんな時もめげないで!練習すればするほど上手くなっていきますよ!

 1画面オンリーなので、車の中で運転しているような車内視点にすると、見える範囲がとても狭く限られてしまうので、多くの人がボンネット視点やバンパー視点というゲーム的視点でやっているようです。運転はしやすいけど、ちょっとリアルシミュレータっぽくなくなってしまうのが残念かな~と思います。。
 フォースフィードバックの出力もPC版シミュレーションソフトと比べると及ばない点もあるけど良く表現されています。現実にコーナリングをしている!タイヤが滑っている!縁石に乗り上げた!タイヤの食いつきがわかる!と握るステアリングでここまで感じ取れるのか!?と思えるほどです。
 カジュアルなレースゲーム層の人にも、本格的なレースゲームとして遊ぶ人にも、トータルバランスでとても優れたゲームだと思います。
 なにより利用人口が非常に多く、イベントも多いため、初心者から上級者まで、プレステがあるなら絶対的にお勧めできます。
 2024年11月。PS5にProバージョンが発売されました。さらなる高画質になるとのことで試せる人は試してください。 とあるYouTuberのピカーさん曰く、PSVR2の動きがとても良くなったとのこと。 VRでの車内視点の画像はまさに乗ってる!そう思えそうです。ごめんもってないので・・。

 ゲームとして悪い点を書くとすると・・・ゲーム性を求めていない人には、走れるサーキットコースを増やすのも乗る車を増やすのもカフェコンテンツをクリアして、ゲーム内マネーを増やしていかないといけない。ってとこかな。
 いろんな車で走りたい!シミュレータだ!と思って買うと、なかなか遊べないということになります。そこはゲームですから!(笑)


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物理挙動演算シミュレータの先駆け的なゲームソフト。
2012年発売の古いゲームですが、その分現代のレースゲームとしては軽く、最新のGPU・CPUでなくても動きます。
 それこそ中古で6~7万円で売っているグラボ付きPCなら結構快適に動くほど。
 ただ,拡張機能で画質アップや気候条件とか入れてくと重くなります。

 リアルを求めて!?なのか、仕様的にゲームパッド補正がないため、ゲームパッドコントローラーではとても難しい。走れる気がしない!笑
 ハンドルコントローラー専用ゲームと思っておいた方が良いかなーと思います。
 中にはすごい人もいますが・・。

 このソフトは、走行記録の各種データがテレメトリ出力されていて,走行データをデータロガー的に出力することが可能になっています。走行データをMotecデータロガーi2等のソフトで走行分析なども可能です。
 ブレーキのタイミング、強さ、ステアリングの切り方、深さ、アクセル開度。コーナリング一つ一つに運転の仕方を研究できて最速ラップを目指せます。そこまでする人はごく少数だと思いますができるんだってのだけ感じ取って(笑)
 リアルレースでもやっている走行データの研究をこのソフトで行えます。まさにシミュレータですね!

 このゲームは、MODというゲームの改造データ作成をメーカーが認めているため、製品は古いけど、改造品が世界に多数あり物理挙動計算エンジン以外、車種やコースだけでなく、画質アップや気象条件追加などの改造が自由にできるようになっています。
 一般的なレースゲームソフトには収録されていないような、各地の小さなミニサーキットや一般の峠道・東京の首都高速道路などのコースを導入することができます。また、車両データも豊富で、レア車両から最新車両、F1に至るまで著作権や肖像権はどうなってるの?的なものも多いけど、どれもかなり作り込まれていて、優良なデータが多いです。中には粗悪なものもありますが、本当に多数存在しています。
 手に入る車両の仕様もドリフト仕様の専用車になっていたり、パワーが鬼のようになっているものもあったり、市販車やラリー車両・フォーミュラカーまで無数の車を扱えます。それらの車両で身近な一般道や峠道のコースを走れたりと、ほんと、何でもできる状態になっています。峠道をフォーミュラカーでぶっ飛ばす!なんて・・・まぁ面白いです。
 このためか、発売から10年以上たった今でも、無数にあるリアル系レースゲームでトップクラスの利用者がいます。
 なんでもやり放題のようだけど、導入はちょっと大変なことも。
 コンテンツマネージャーっていうソフトを使うと簡単に導入はできるんだけど、あれもこれもと入れていると、急に動かなくなる・・。ある程度知識がないと改造MODの導入は難しい。私だけ?
 また、巷に出回っている車両データは車両メーカーが関与していないものも多く、挙動が正しいのかどうかの判断も難しい。というか、判断は個人ではできないですよね。あーそれっぽい!で良いのかな?^^;
 他にも、他のゲーム会社がほかのゲームのために作成したコースや車両データを抜き去りこのゲーム用に変換したものとかも、公然とインターネット上で配布されるなど、多方面で問題になっていたりもします。
 グランツーリスモ用に作られた車両データビジョンシリーズも簡単に手に入ります。

 問題はあるけど、ゲーム的要素ではなくてストイックにタイムアタックやドリフト走行、オンライン走行など、走るってことを主体に置くと、このソフトは最高の作品だと思います。

 挙動的なシミュレーションレベルはトップクラスに高いので、このソフトだけでも最初から最後まで満足できるレベル。コースや車はただ同然で無限のように手に入る。
 ゲーム的要素は全くなく、初心者お断り的なゲームだけど、ゲーミングパソコンであればエントリークラスの安いパソコンでも遊べるうえ、ソフトもセール時は1000円切ることもあるなど、とりあえずやってみるというだけでも損しないと思います。
 PCでリアル系レースゲームをするなら、ともかく安いので必ずやってみてもらいたいソフトです。


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 上記アセットコルサの次期作。
 超リアル系レーシングゲームと言ってもいい。リアル系レースシムの代表格として照会されることも多い作品です。
 本作は、使用車両をGTカーレースに絞ってブランパンGT(現GTワールドチャレンジ)の公式ソフトとして制作されています。
 前作から定評のあった物理演算を高密度化し、ユーザーインターフェースの改善、キャリアモードやシリーズ戦の追加等のゲーム性もアップ。マルチプレイを重視した機能でオンラインレースが行いやすいシステムの追加、収録コースの精度アップなどが行われました。
 描画エンジンはUnReal4で3Dゲーム界では広く利用されているフォートナイト系のエンジンを利用していますが、仮想世界ではないリアル世界の3D描画であるレースゲーム用の最適化は難しいのか、描画性能はちょっといまいちかなぁと思います。
 前作と違い、ユーザーによる改造MODを認めない設計なので、良い面としてはメーカーがきちんと用意した舞台で平等に戦うことができます。ちゃんとしたEスポーツ向きのソフトですね。ただ、公式ゲームであるため、舞台がGTレースしかないので、他の遊び方ができない。メリットでありデメリットでもあるのかな。
 しかし、GTカップレース公式のソフトとしての作りこみはすごい!
 GTカーのみサポートしているため、収録コースや車種は少ないけど、それぞれ高品質な作りだと思う。 コースや追加車両などの拡張コンテンツは、DLCとして販売提供されているので、GTレースの枠になるけど、いろんなコースや最新車種を追加して遊ぶことできます。もちろん別途費用が必要です。

 DLCでは最近、新コース(ニュル北耐久コース)が販売されました。
 待望のニュル北だけど、GPコースのみで、北コースだけの周回コースが収録されていなかったのが残念。でもコースの出来の評価は高いです。観客増えすぎだよママン!

 今作、ACCのフォースフィードバックや車両の挙動はやや強めの表現がされている感じがします。その分車の挙動変化や路面状況がわかりやすいですが、ちょっとピーキーなセッティングもあり、慣れが必要かな。
 車両セッティングは非常に細かくいろんな項目ができてそれぞれに影響し合うリアル的なセッティングができます。その代わりというか正解がわからない笑!
 AI対戦では、グランツーリスモとは比べ物にならず、とてもよくできている。一周走っただけで差がすごく広がるなんてことは普通ないもんね。
 リアルで数秒の差の人たちが集まってレースするとこうなるよね!って思うような、ワンミスが命取りの世界。なかなか抜きつ抜かれつという感じにはならないけど、AI強さの設定や攻撃性も細かく指定でき、プレーヤーが割り込んでしまってもスムーズに避けてくれる知的な紳士にもなれるAIです。
 AIレベルがユーザーと同レベルだとオーバーテイクも難しく、ただただついていくだけになるかもしれないけど、ちょっと自分より強いレベルにして、必死についていくだけでも成長できるよ。
 発売して年数も経っているけど、リアル系オンラインレースではグランツーリスモ、iRacingに次ぎ利用者が多い(気がする)Steamの同時接続者数で言うとそんなに多くはないけど。
 PlayStation版も発売されているけど、PS4がベースなのでちょっと画質が・・・?
 あと、こちらはコンソール向けとしてゲームパッド補正やアシストが強められているそうで、パソコン版とのクロスプラットフォームでのマルチプレイは出来ないようになっています。 だからと言って、リアル挙動はそのままなので簡単なわけではない。ちゃんとアセットコルサしてます。コントローラでやっている人の気が知れない(苦笑)

 PC版しかできないけど、このゲームを利用したクローズドのオンラインレースプラットフォーム(クラス分けやランキング)を提供しているコミュニティーサイト(「Low Fuel Motorsports」以下「LFM」)があります。私も参加していますが、ゲーム内のマルチプレイ機能を利用しながら、本当のレースのようにライセンス分けやシリーズポイント戦等ができるようにもなっています。
 ただただマルチプレイ機能があるだけだと、乱暴者の無法地帯状態になりやすいが、きちんとしたルールの下でSR(信頼性)評価が生きるフィールドで戦えるので、PCでACCやってる人はお勧めしたい。
 LFMに参加するためには、ACCの場合はライセンスを取得しなければいけません。これたまた大変で・・・LFMのライセンス取れたらそれだけでもう初心者卒業くらいの難易度だけど、挑戦してみると世界が変わるんじゃないでしょうか。
 LFMサーバはドイツにあるため、激しいバトルをするには通信速度的にちょっと厳しくて時々車が飛び跳ねたりコースアウトしたように見えて目の前に現れたり・・・ということもあるけど、他車に近づきすぎないよう気をつけるしかない。。かな。アジア圏にこんなレースインフラができることを切に願うよ。

 と、まぁ、ACCの説明なのかLFMの説明なのかわからなくなったけど(^^;
 このソフト。セール時は2000円程度で購入できることもあり、今までに出たDLCをすべて買っても1万円もかからない。
 遊べる車種・コースともに多くはないけど、ことGTカーでオンライン対戦レースをしたい。ということではこのソフトはよくできています。GTレースがどんなものか。そんな体験ができるのもこのソフトの醍醐味。
 前作同様というか前作以上に初心者お断り的なゲームだけど、シミュレータ感をひしひしと感じられるお薦めソフトです。
 セール時には是非買って欲しい。イヤ セールジャナクテモ・・・

 2025年 次回作のAssettoCorsaEvoが出ますが、ことGTレースの公式認定はACCに残るらしいので、今後もACCはアップデートされていくのでしょう。


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 2025年1月17日に先行アクセス版(有料でのベータテストのようなもの)として発売が開始されました。アセットコルサの最新版。物理演算をさらに進化、フォースフィードバックの出力も見直し、描画エンジンは独自エンジンに回帰してさらなる画質向上をしたとのことです。
 つい先日公開された先行アクセス版では、車両20台にコースが5つのみの解放で、マルチプレイやその他拡張予定の機能は何も入っていません。これで3960円もとるのか!?という内容からスタートしちゃいました。
 確かに、ちょっとゲーム的にはつまらない。えっこんだけ?って内容ですが、そこはそれ。待望のアセットコルサの最新作。たった5つのコースを走るだけでも楽しい!同じハンコンでここまで表現力を変えられるのか!?タイヤのゴムを感じるってこういうことなのか。と、思わせてくれる内容でした。
 ただ、スピンモーション(破綻)したときは、あきらかにリアルじゃない簡単な復帰ができます。
 スピンぎりぎりまでリアル挙動。スピンしちゃったら補正が利いて戻りやすい。なんとも初心者にもレースしやすい!
 iRacingも若干そんなところありましたが、圧倒的にスムーズな切り替わり。きっと良いシミュレータに成長しそうな予感がします!
 今後、順次コースや車両・マルチプレイなどの機能が追加されていく予定なので、焦って購入する必要はないですが、正式リリース時には価格が上がるはずなので早期アクセスの価格の内に買うのが損なさそうです。どうせ買うでしょ?笑
 今はただ走るだけしかできないけど、バグ修正や画像最適化はどんどん進んでいくでしょうし、少しずつ機能解放されていくので、暖かく見守っていきましょう。
 次の目玉は、夏頃に1600平方キロメートルの広大なオープンワールドマップが追加されるようです。
 今までになかった、ゲーム的要素が追加される。どんな感じになるか楽しみですね!この頃にはマルチプレイも対応になっているのかな?
 今作は、前作ACCとは違い、フォーミュラやGTカーに限らず一般車両やクラシックカーにも対応し、車の所有やカスタムなど多種多様な楽しみが追加されるようです。
 レースゲーム界隈では、カジュアルゲームかレースシムゲームかという0か100かみたいな風潮になりがちですが、GT7のように、カジュアル層もとりこんだ本格的リアル的なレースゲームができると良いですね。
 前々作、初代アセットコルサで問題となっていた不法改造対策としては、改造MODの制作を一部の認定した制作者のみに解放し、幅広い拡張もできるようにして、前作ACCでのような手狭さを解消していくようにしたいようです。
 先日、モッダー募集の告知みたいなのがありました。正式リリース時には公式MODを含めて内容盛りだくさん!ってのが期待できますね。
 車種やコースが増えた上でBOPの安定したオンラインレースができるのであれば、利用者はさらに増えるかもしれない。
 ネット上では楽しみの声がたくさん!期待度が非常に高く、今レースゲーム業界で一番注目されている作品です。

 ゲーム内マネーも追加されるみたいで、AC+GT+FHのような作品になるのでしょうか?


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 サブスクリプション課金ありで、オンラインでのレースが主体のリアル系レースゲーム。
 リアル系オンラインレースゲームではユーザー数が多い。
 シリーズ戦やチャンピオンシップ大会など、数多くのレースが開催されており、レーティングも厳しく作られている。

 あのマックスフェルスタッペンなど、著名なレーサーも数多くやっていてその界隈では絶対的な地位を確立しているソフトです。
 超リアル系で、実際の車両挙動に近いとの評判で、無理な操作をすればスピンもするしアンダーもでるが、スピンしかけても立てなおしがややしやすい等、若干の補正がかかったようなところもあるようです。多くのユーザーがレースをしやすくというのが開発理念で、挙動変化をさせるようなことはしてないようで、シミュレータレベルはトップクラスでとてもリアル系。フォースフィードバックのできも車両の挙動もトップクラス。
 ただ、サブスク課金があるだけでなく、ゲーム内の車もコースも有料で、他のゲームより圧倒的にお金がかかるようになっています。
 その分、オンラインレースを提供するという意味でのサービスは良いようです。高い!金かかる!という評価はあっても、悪いという評価は少ないですね。古臭い画面!?くらいか。
 対戦が主体のゲームのため、車両のクラス分けやレースのルールなどの基礎知識は学ぶ必要あり。
 どんな車を買えば・どんなコースがレースが多いのか調べてから買うようになるかな?
 しかし、オンラインレースといえばこれ。と言われるくらいの代物でです。ソフトの評価も上々。
 いつかは私も参戦してみたいな~~っと思ってます。

 アカウント作成はクレジットカードによる本名使用限定のため、本名が表に出ることになるのは注意。
 フェルスタッペンは3つのアカウントも使い分けているって記事がありました。父母のクレジットカードで登録しているらしい笑
 車コース買わなくても毎年1万円かかります。
 まともにシリーズ戦に参加しようと思うと毎年2~3万円かかりそうな雰囲気だけど、本格的なシミュレータで本格的に対戦レースを楽しみたいならこれに行き着きそうです。
 ソフト的には良さそうだけど、英語ができないのと価格が高いと言うことで評価点は下げときました笑


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 約10年前のソフトだけど物理挙動演算とタイヤモデルの適用は、未だに右に出るものはないのでは?とまでいわれているソフトです。
 それだけかなり精度の高いシミュレーションで、愛用しているF1レーサーも多い。
 その代わりゲーム性は皆無に等しく、ストイックに走行を楽しむ人向けの作品となっていて、気軽に始めてみようという感じにはできていない。
 ユーザーインターフェースも、とても使いやすいとは言えない。ライトなユーザーは画面の操作からハンコンの設定、キーボードの設定などの初期設定だけで嫌になってやめちゃう人がいるんじゃないかと思えるくらいです。
 このためか、ユーザー数も多くなく、衰退の一途をたどっているような気がします。
 挙動ピカイチのハードなソフトのため、コアなユーザーは多いようで? DLCでの要素追加・システム改修は適宜行われています。
 せっかくの随一の挙動物理計算・タイヤモデルも少し持ち腐れているようにも見え、初心者も取り込めるようなうまく進化を遂げられたら、良作で成長したのではと思うと、少し残念。
 つぎに紹介するLMUが次期作品とも言われ、RF2の開発は徐々に減っていくと思われます。


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 2024年登場の最新ゲーム。現在は早期アクセスとして販売が開始されている。
 rFactor2のエンジンを利用し、WEC(世界耐久レース選手権)の公式ソフトとして耐久レースを舞台にオンラインレースがしやすくなっている模様。
 挙動はrFactor2のエンジンを利用しているためとても評判は良いが、まだゲームとしては未完成(早期アクセス版(ベータ版))となっている。
 ベータ版として公開されたが、随時アップデートされるのは当然としても、追加コース・車両などのDLCの販売も始まっていて。ほんとに有料のベータテスト?と思ってしまう。
 ユーザーの意見を聞きながら製品開発するという意味では良いことなのかもしれないけど・・・気分的にはベータ版の間にDLC販売は釈然としないなぁ。DLC販売は製品版になってから。と個人的には思います。あくまで個人的な意見です!

 でもまぁ、ユーザー数は順調に増えてきているようです。評価もおおむね好評の模様。
 今後のアップデートで、実ドライバー交代ありの耐久レースを実装するようです。
 ピットインまでのセーブデータでの連携で、同時に行わなくてもドライバー交代耐久レースができるみたい?
 リアルタイムじゃなくても耐久レースができる?よくわからない仕様だけど対人では無理だよね?
 楽しめるのだろうか?今後に期待。


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 「オトモビ」の愛称でほのかに人気がある。超リアル系レースゲーム。
 略称は「AM2」?「AMS2」?
 物理演算挙動は超リアル挙動として売り出したけどrFactorにお株を取られてしまった感はあるかな。プロジェクトカーズと並んで兄弟のように育ってってたけどPC3がカジュアル路線に行ってしまって「ぽしゃ」ってしまった。けど、オトモビは「2」のまま順調に進化してきました。最近ですが、大幅アップデートしてUI一新、最新ソフトに負けずと、なかなかの注目株になっている。

 もともとのイメージは、rFactor2のリアル性をちょっと抑えて、ちょっとだけUIを良くしました!って言うとちょうどよいかも?って感じでした。
 挙動に若干癖があるものの、挙動のシビアさがレーシングマシンをほどよくアピールしている感じがする。いい意味でよくできた挙動と思っています。
 現在でもアップデートを頻繁にしており、フォーミュラから一般車まで、乗れる車種がとても多い。
 アセットコルサEVOの発売を控えているため出る前にと攻勢を強めているのか、2024年12月大規模なアップデートが行われ、まるで実質バージョン「3」が発売されたかのよう。
 アップデート後はまだやってないけど、評価は上々。 良いんでないの?
 また、レースインフラで有名なコミュニティ「LowFuelMotorsport」にも採用、提携され、オンラインレースの環境が拡充した。
 まだ伸びるのか!?期待しかないですね!
 ACCは良くできたゲームだけどほぼGT3のみなので、いろんな車種で超リアル挙動で思いっきりレースができる。となれば良いことずくめですね。
 住みわけがうまくできれば、iRacingの牙城を食っていくかもとか期待したり。
 今のUIは少し良くなって最近のソフトという感じがしてきますが、初期のころはrFactorと同様、とてもじゃないけど初心者受けするとは思えないひどい出来だった。
 初心者をどう取り込むか!?が長続きする秘訣だと思う。
 こんごも幸あれ!


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 リアル系レーシングゲームだけど、基本利用無料というジャンルになっています。
 無料でダウンロードでき、初期に用意された車とコースだけならほんとに無料で遊べます。気に入ったらコースと車両は有料販売のを買うという形です。
 ただ、無料で遊べるコースと車両は少なく、このソフトの良さがほとんど伝わってこない・・・。基本的にお金がかかると思って良いと思います。
 リアル志向の作品で、挙動もリアルなつくりだけど、ソフト側で味付けの調整がいいのか、車の状態の把握がしやすく走りやすいと思います。何が違うんだろう・・・と思うんですが、すごいフィードバックが帰ってくるわけでもないけど走らせやすい。
 入力に対しても素直な挙動で、こうすればこうなる!?が理解しやすい気がします。
 リアル系挙動のレーシングゲームを始める登竜門によさそう。
 車両ごとのクラス分けもあり、オンラインレース向けの作品になってます。

 もっと流行っても良さそうな感じだけど、上記作品等と比べると利用者は少なめか。
 無料で遊びたいなら無料の範囲は狭いけど・・。これいいと思う。
 iRacingからサブスクを抜いたイメージかな?
 基本無料だけど、車やコースを買っていくのは結構大変です。購入は公式ページからだけで決済はユーロ立てになるけど、Steamウォレットで支払えます。
 ゲームのフィーリングが良かったので、ロードスター(ND)を買ってみたが、まさかのパドル仕様のみの設定でマニュアルシフトができなかった。
 ロードスターエンスーな私としてはとっても残念ですぐやめてしまった。
 ソフトとしては、結構良さそうに思います。
 挙動が変とか大したことないっていう人もいるけど、違和感あるほど変ではないと思うしフィードバックで走らせやすいって重要だと思う。つまりリアルじゃないってことか?苦笑
 まぁ、無料だけど思ったよりお金のかかりそうな・・・車やコースにリアルマネーをかけるというのに抵抗がなければ良いソフトな気がします。


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 マイクロソフトのグランツーリスモ目指した版。

 車種やコースが多い。
 挙動はうーん。
 評判をみるとすごく良いという人と、悪い・たいしたことないという人がそれぞれ多い。
 買ったけどチュートリアルを30分試して面白そうに感じなかったので返金してしまった。ごめんね。


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 Formula1の公式ゲーム
 公式ゲームのためか、F1っぽい演出が多数ある。これぞF1のレースゲームだよね!という感じがする。
 挙動は若干カジュアルっぽいところもあるけど、ハンコンのFFBはしっかり作られています。
 パッドコントローラは苦手なのでやってないけど、YouTuberのポンキチさん曰くコントローラでの操作性・挙動は素晴らしいの一言。らしいです。
 でもまぁ・・ レーシングシミュレーションとしてよりもF1体験ゲームと思ってやるとちょうどいい感じがします。
 2023版にある「ブレーキングポイント」というキャリアモードの物語形式?で進んでいきF1チームの体験ができるモードがあり、そこではF1の舞台裏を感じながらのレース体験。という面白い作りのモードがあります。なかなか面白いなと思ったけど、2024にはなくなっちゃった。

 ただ毎年度作品発売という制約?上、作品ごとに挙動が変わるなどいただけない面もあるようです。
 2022、2023とやったけど、2023はよくできていたと思う。2024はハンコンでの評判が良くないのでやってないです。
 このゲームでオンライン対戦をするなら最新版を買うことになると思うけど、F1ゲームをやりたいということであれば、今のところ「2023」だけあれば良いかなぁっと思います。
 毎年出る作品に定価10000円出すのはちょっと重たいですね。
 セールで5000円以下なら買ってもいい作品だと思う。


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 リアル系レーシングゲームとしては新しい作品。
 描画エンジンにUnreal5を利用し、基本無料ソフトとして昨年鳴りもの入りで登場(ベータ版)したレースゲームです。
 仮想映像に強いUnrealエンジンだけどリアル画像のレンダリングには不向きなのかあまりぱっとしない。
 物理挙動も悪くはないが、これが良い!というものがない。すべてそこそこに良くできたゲームという感じ。
 基本無料で遊べるけど、無料で遊べるのはコースも車種も少ないし・・・。ただで遊べるのでお試し程度でやってみるのは良いなと思います。
 今まではベータテストという扱いだったが、2024/12/17に早期アクセス版(半完成ベータ版)に移行したようです。もともと基本無料なのでベータ版って言われても違いがよくわからないけどコースが少し増えたのかな?
 あと、Steamでもできるようになったので、良かったら試してみてはいかがだろうか。
 また、コンソール版の発表もされました。2025年5月発売予定らしいです。製品版になるのかな?早期アクセスのままなのかな?これからの作品なので、温かい目で見守っていきましょう。


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