Fanatec 新フラッグシップ「Podium DD」ついに発売へ
(価格17万円・保持25Nm/ピーク33Nm、そして“延長シャフト付属”)
昨年、SimEXPOで発表されてから、話題になっていた Fanatec の新フラッグシップ DD ベース 「Podium DD」。
公式ページが更新され、価格と詳細スペックが出てきました。
スペックは、従前の公表通りかな?と思いますが、今回驚いたのは 価格 です。
フラッグシップを名乗りながら、なんと 170,000円(税込)。この数字は正直、想像の外にありました。
まずは要点まとめ
公式ページで確認できた内容を、先に整理します。
- 価格:170,000円(税込)
- 保持トルク:25Nm(ピーク時 33Nm)
- Fanatecベース史上「最も広いダイナミックレンジ」をうたう
- FullForce 対応(※対応はソフト開発者側の実装が必要)
- 10cm シャフトエクステンション付属
- QR2 Base-Side(Type-F)付属(装着済み)
- 対応:PC/Xbox(XboxライセンスのFanatecステアリング使用時)
- PlayStation 非対応(後から対応させることも不可)
- USB-C接続、各種周辺機器ポートあり(ペダル、ハンドブレーキ、シフター等)
トルク表記は「保持25Nm/ピーク33Nm」
今回の表記はここが大事です。
- 保持トルク 25Nm
- ピーク時 33Nm
“最大33Nm!”だけが独り歩きしそうですが、公式ページの書き方としては、あくまで 保持=25Nmを主軸にしています。ピークに33Nm出せる!と言うのは、こっそりと詳細に書かれているだけ。
つまり「常用の強さをどう維持するか」完全に維持できます!という現れなんでしょうね。
“熱ダレしない”を強く押している
Podium DD の説明を読んでいて感じるのは、Fanatecがかなり正面から
- 高トルクDDが熱や過酷条件で出力を維持できないことがある
- それを潰しに行く
という話をしています。
個人的にはCSDD+で熱だれとか気になったことはないんだけど、ほかのメーカーさんも、熱関係はじゅうしされてますよね。ギア・ベルトモデルの時代は、よく熱だれしてたみたいですが、DDではあまり聞きません。
まぁ、売り文句で書いてるので自信あるのでしょう!強化された電子部品、新設計のヒートシンク、といった方向で「安定して性能を維持できる」ことを売りにしているようです。
延長シャフト(10cm)が“付属”なのがGood!?
個人的に、今回の同梱物でいちばん刺さったのは 10cmのシャフトエクステンションが最初から付いてくるところです。
狙いとしては、
- ベースとステアリングの間にディスプレイを置きやすくする
- “実物と画面の融合”っぽい没入感を狙う
という方向みたいですね。
個人的には、いつかウインカーレバーを付けたいので、もう少し長かったらよかったなーとも思うけど、
エクステンションシャフトを別途買わなくていいというのは、良いですね。
ドライブの前にディスプレイを落とし込むのが流行ったりして!?
一方で、延長は構造的にはデメリットも増えます(剛性やモーメントの話)。
「没入感のメリット」と「動的なデメリット」をどう捉えるかは、人によって評価が分かれそうです。
FullForceは期待してる。でも、プッシュが足りない気がする
ここは意見を入れます。
FullForceは、思想としてはかなり良いと思います。
FFBの“操舵力”だけじゃなく、路面の質感やエンジン的な振動成分まで統合して、没入感を上げる…という方向性は、確かに次世代っぽい。
ただ公式の説明だと、
FullForceはソフト開発者側の対応が必要
と書かれていて、ここが正直、いちばん不安です。すでにFullForceの導入が始まって2年近くになる?
対応ソフトが増えないと「宝の持ち腐れ」になりがちなんですよね。
王者の貫禄で周りが勝手に動いてくれる…なんて期待せず、Fanatec側が
- 対応タイトルを増やすための働きかけ
- 開発者向けの情報提供や導入支援
- 対応済みタイトルの見える化(一覧の更新)
このあたりを しっかりプッシュしてほしいです。
技術が良くても、普及しないと評価がついてこないので・・・
対応プラットフォームは要注意(PS非対応)
これは一応、強めに書いておきます。
- PC:OK
- Xbox:ステアリング側のライセンス次第でOK
- PS:非対応。後から対応も不可
GT7がFullForce対応…みたいな話が出ても、Podium DD自体がPS対応ではないので、そこは噛み合いません。
「自分の主戦場はどこか」を考えましょう。たぶんだけど25NmクラスのPS対応はどのメーカーもしない気がします。
価格17万円は“嬉しいけど、逆に読めない”
最後に、やっぱり価格です。
このクラスで、従来のFanaのモデル比から考えても、170,000円は、単純に安いです。
Mozaが、昨年末、R25Ultra。最新モデルを投入しましたね。
DELEさんを見ると15万円で売られています。
同じく昨年秋、Simucube3が発売されました。 同じくDELEさんで約29万円。
この価格の間で出てくるとは思っていましたが、どちらよりだろう・・・と気になっていました。
個人的には、20万円を超えてきたら、自信ありの製品。
20万円を切ったら、それなりの製品・・・になるんじゃと思ってました。
そして私の予想は228,000円! ・・・ 蓋を開けると・・・・ 安すぎる!?
安いことは良いことなんですが、DD2-QR1 が16万円、DD2-QR2が19.25万円!!
安すぎて不安。。と言う気持ちにも^^;汗
最近、好調にみえる、MOZAと対抗するためでしょうか。
Simucubeは、ただ単に高すぎなんでしょうか。
この価格でどこまで作り込めているのか。
DD+ユーザー目線だと「トルクが上がった」だけでは刺さらないので、
- 解像度
- 立ち上がりの質
- ノイズ感
- セルフステアの気持ちよさ
- 熱安定性
- FullForceの実用度
このあたりがレビュー待ちですね。
いつかは25Nmクラスを試したいと思ってるので、期待してもう少し待ってみたいと思います!
まとめ
Podium DDは、現時点で「買い!」と断言するより、まずは
ここを見てから判断したい製品です。
ただ、フラッグシップが17万円という時点で、すでに話題性は十分。
Fanatecがこの価格帯でどんな“答え”を出したのか・・・ まだまだ見放せませんね。


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