草の根支援活動について
〜Race-Grid / Race-Manager が目指している世界〜
はじめに:増やしたいのは「イベント」ではなく「主催者」
レースシムが盛り上がってきた、と感じる機会は増えました。
デイリーレース、公式大会、大きな配信やメディア露出。
速い人が注目されて、競技としての熱量も上がってきている気がします。
でも、私は、そこだけがレースシムの世界だとは思っていません。
むしろ、もっと広くて、地道で、長く続く世界があるはずだと思っています。
それが「草の根」ではないでしょうか。
草の根は、上手い人だけの場所ではありません。
本気で勝ちにいく人もいれば、週末の楽しみとして走る人もいる。
少しずつ上達して、仲間ができて、気づけば生活の中に“レース”が定着していく。
そういう世界が、もっと増えたらいいなと思っています。
デイリーレースだけでは増えにくい「何か」がある気がします
デイリーレースは、仕組みとして本当にすごいです。
いつでも走れて、強い人と当たれて、自分のステータス。ランキングで成長も見える。
個人競技としてはとても洗練されていると感じます。
ただ、その一方で、デイリーレースをどれだけ頑張っても、
「仲間が自然に増える」とはいきません。 そこにはもう一つの努力が必要です。
顔が見えない。会話が生まれにくい。約束が残りにくい。
上手い人ほど勝負に集中できる反面、そうでない人ほど“居場所”を作りにくい。
SNSがありふれている今、そんなことないと思う方も多いでしょうが、
人とのつながりは、そんなに簡単にはいきません。
レースシムが広がるほど、ここが大事になってくる気がしています。
私が知っている草の根の良さ
私はリアルで草レースの空気感に育てられました。
大きな大会に出たこともありませんし、本物のレーシングカーに乗ったこともありません。
でも、顔の見える範囲で競い合う世界の良さは知っています。
- ライバルがいる
- でも敵じゃなくて、仲間でもある
- 競り合いながら、譲り合いもできる
- 勝ち負け以上に「今日は良かった」が残る
そして、身内の中から誰かが伸びていくと、自然と応援したくなる。
身近な人が大きい舞台に挑戦するなら、皆で背中を押したくなる。
この循環って、すごくいいなぁ…と、今でも思っています。
小さなトロフィーが、けっこう大きな資産になると思っています
私は「トロフィーおじさん」という言葉が好きです。
大きい大会じゃなくても、地方大会やショップイベントみたいな場で、
小さなトロフィーをもらって帰って、家に飾って、ニヤッとする。
それでいいと思うんですよね。
- 前回は負けたけど、今日はあの人に勝てた
- 勝てなかったけど、後ろについて走れた
- 参加できた、完走できた、怖かったけど挑戦できた
そういう積み重ねが、“記憶”という資産になっていく気がします。
草の根の世界って、きっとそういう資産を増やす場所なんじゃないでしょうか。
草の根を育てるには「集まる場所」が必要
リアルにはサーキットがあります。
同じ目的で同じ場所へ集まることで、自然と顔見知りが増えていきます。
レースシムにもコミュニティはあります。
Twitter/X、Discordなどで多くの人が集まっているのも事実ですが、
その内輪の世界に入れない方の方が圧倒的に多数です。
また、そこで感じるのは、どうしても「慣れた人に負荷が寄りやすい」ということです。
- イベントを探すのが大変
- 募集するのも大変
- 初めてのDiscord参加は少し躊躇する
- 盛り上げ役が固定化しやすい
草の根が小さな身内で終わってしまう。大きくなるには発信側の負担が多大。
こういうところで、入り口に立つ前に疲れてしまう人も多いのでは…と思っています。
だからこそ、草の根を増やすために、もう少し「入口のやさしい」場所が必要だと感じました。
そこで作っているのが Race-Grid と Race-Manager です
Race-Grid は、レースシム専用の募集・交流のための場所です。
Race-Manager は、イベントを運営しやすくするための仕組みです。
目標はわりと単純で、
主催がラクになる。参加がラクになる。探すのがラクになる。
これを積み上げたいと思っています。
主催者さんが増えないと、イベントは増えません。
参加者さんが増えないと、主催者さんは続けにくい。
どちらも増えないと循環が回らない。※卵が先?ニワトリが先?
…頭では当たり前なんですが、ここをちゃんと回す仕組みは、意外と難しく少ない気がします。
でも、循環が回り始めたら、けっこう強い流れになるんじゃないかな…とも思っています。
イメージとしては「冒険者ギルド」です。
冒険者(参加者)も、ギルドマスター(主催者)も、両方が増えていく場所。
そんな雰囲気を作れたらいいな、と思っています。
Race-Grid / Race-Manager が大事にしたいこと
主催者をラクにする(疲れないようにする)
- 予約や設定の手続きが簡単であること
- 募集記事が書きやすいこと
- 参加者の一覧がすぐ見えること
- 開催までのやりとりが一箇所にまとまること
参加者をラクにする(入りやすくする)
- イベントを探しやすいこと
- 自分に合うイベントを見つけやすいこと
- 参加登録が簡単であること
- 参加後の情報(当日の流れ、パス等)が迷わず見られること
- イベントごとに会話が成立すること
「記録」が残るようにする
- 1イベント=1スレッドの流れで、告知〜結果まで追える
- イベントごとに終わる会話(チャット)があること
- 後から見返しても、思い出と学びが残る
- それが次の開催の燃料になる
草の根の土台として、公式レンタルサーバーも活用します
この想いを形にするための手段のひとつが、ACEVOの公式レンタルサーバーです。
私はこれを「自分が主催するため」に借りたのではなく、
主催者さんが増える方向へ使える可能性があるかもしれない、と思ってレンタルし運用しています。
ただし、レンタルサーバーの話は運用方針や要望段階の話も含むので、落ち着いたページとして別にまとめました。
最後に:一緒に草の根を増やしていけたら嬉しいです
これは、誰か一人が頑張って作れる世界ではないと思っています。
主催する人、参加する人、見守る人、応援する人。
それぞれの立場の“ちょっとの行動”が積み上がって、はじめて循環が生まれる。
私はその後押しをしたいだけです。
もし、主催に興味がある方がいたら。
もし、参加してみたい方がいたら。
まずは一度、覗いてみてください。
Race-Grid は「入口がやさしい草の根」を目指していきます。