🏁 イベントの概要
開催期間:2025年10月17日〜19日
- 会場:ドイツ・ドルトムント展示センター
- 主催:SimRacing Expo
- 来場者数:10,000人以上
- 出展企業:Simucube、Fanatec、Thrustmaster、MOZA、Simagic、Logitech、Conspit、Heusinkveld、Rennsport、iRacing、RaceRoom、Thermaltake、SensitHaptics、Casekingなど
毎年、この祭典に出展するメーカーの意気込みがすごくってわくわくする季節でもあります。
各社、新製品発表が多く、見る方もおなか一杯になった三日間だったんじゃないでしょうか。
Simucube
Simucube3 (ホイールベース)



1番の目玉は、SimucubeのSimucube3ですかね!?
長いこと王座の地位に居て、さらなる刷新! 他社の追従を許さない!という意気込みで発表されたように思えます。
概要:Simucube 3は、Simucube 2シリーズの後継となる新しいダイレクトドライブホイールベースです。
特徴
- 新しいクイックリリースシステム:「Simucube Link」を採用し、USB接続やワイヤレス接続を排除。
- FFB技術:「ActiveDrive™ FFB Technology」により、入力遅延を最小化し、リニアなトルク制御を実現。
- モデル展開:
- Sport(17Nm)
- Pro(25Nm)
- Ultimate(30Nm)
価格
- Sport:€1,236.41(約18万円)
- Pro:€1,474.41(約21万円)
- Ultimate:€3,188.01(約46万円)
発売予定
- SportとProは2025年11月から出荷開始予定(日本でもすでに予約が始まってますね。)
- Ultimateは2026年1月~の予定。
Fanatec / Corsair
続いての目玉は、やっぱりFanatecでしょう。
他社がどんどん新製品を開発する中、ハイエンド製品の更新ができず、王座の地位を追われていましたが、やっと! 出してきました。しかもペダルもセットです。
🏎️ Podium DD (ホイールベース)



従来、DD1 , DD2 と来ていたので、「DD3」になるかと思いましたが、まさかの 「 DD 」
パット見た目はClubSportの皮をかぶってる気もしますが、重厚感が感じられますね!
シャフト延長も標準みたいです。
特徴
- 最大トルク:定格25Nm、最大33Nm
- 構造:全アルミニウム製、強化された冷却システム
- 特徴:
- ドイツで開発されたカスタム設計のサーボモーター
- FluxBarrier技術により効率とスムーズさを向上
- FullForceテクノロジーで低遅延の詳細なフィードバックを提供
- QR2クイックリリースシステムを標準装備
- 10cmのシャフト延長が同梱
🦶 Podium Pedals(ペダルセット)
ファナユーザーとしてはPedalの刷新は待望だったのではないでしょうか。
設計の古いモデルしかなかったので、ペダルが足を引っ張っていた気もします。
このPodium Pedalsが出るおかげで、今どきのペダルも選択肢に入ることになります。
ただ、Podiumブランドとなると、高くなりそうですけどね^^;汗



特徴
- 構成:3ペダルセット(アクセル、ブレーキ、クラッチ) または
2ペダルセット(アクセル、ブレーキ) - ブレーキペダル:
- 鍛造アルミニウム製
- 200kg以上のロードセルセンサー
- エラストマー圧縮制御システムにより一貫したフィーリングを提供
- アクセル・クラッチペダル:
- ダイキャストおよびCNC加工されたアルミニウム製
- カスタムHallセンサーを工場で精密調整
- ツール不要での独立したストローク、プリロード、バイトポイント調整が可能
- 追加機能:
- Fanatecアプリを通じてペダルカーブやデッドゾーンの調整が可能
- 設定は内部メモリに保存され、コンソールでも使用可能
- オプションでリニアスプリングやグリップテープが付属
🚗 MOZA



MOZAのSimRacing Expo 2025で何を出展したのか、情報を調べ切れませんでした。
先日のGamesComの時にいろいろ発表されていたので、注目株のUltra R25の出展があったかどうか、気になってるんですがすみません。タイミング的には出展されててもおかしくないけど。。
ただ、Mozaの公式ページに、日本円が出てました。149,900円。最新モデルで25Nmでこの値段は安い!(気がするw)
- R25 Ultra:最大25Nmのトルクを提供するダイレクトドライブホイールベース。
- 特徴:
- TrueTorque技術を採用し、リアルタイムでトルクを計測することで、より正確なフィードバックを実現。
- 最新のデザインで、安定したパフォーマンスを提供するための冷却システムが強化されています。
- 価格:149,900円
- 出展内容:
- MOZAのブースでは、R25 Ultraを実際に体験できるセッションが行われました。また、PorscheやLamborghiniとのコラボによる特別ホイールも発表。
- まとめ:MOZAの新製品は、競技者向けの強力な新ホイールベースとして注目されています。
🔧 Simagic
Simagicは、SimRacing Expo 2025で以下の新製品を発表しました:

ちょっと情報が少ないのですが、28Nmの新型ホイールベース?の発表があったようです。EVOのアップグレードみたいなことが書かれていますが、そんなドライブも発表した模様です。
- P700ペダルセット:150kgのロードセルを搭載したブレーキペダルと、精密なスロットルペダル。エントリーモデルの刷新みたいですね。
- Zeusフォーミュラホイール:最大92のマッピング可能な入力を備えたフォーミュラタイプのステアリングホイール。
- Alpha EVO Ultraホイールベース:28Nmのトルクを提供する新しいホイールベース。
- 出展内容:これらの製品は、Simagicのブースで実際に試すことができ、特にP700ペダルはその精密さとフィードバックに高い評価が集まったようです。
🎮 Logitech
Logitechは、SimRacing Expo 2025で次のような新製品を発表しました:
- RS50ホイールベース:8Nmのダイレクトドライブモーターを搭載し、TRUEFORCE技術によるリアルなフィードバックを実現。
- RSペダルセット:調整可能なストローク、プリロード、バイトポイント調整が可能なペダルセット。
- 価格:RS50システム(ホイールベース+ホイール)$699、RSペダルセット$159。
- 出展内容:Logitechのブースでは、McLaren Racing Editionの新しいRSホイールも発表され、来場者が実際に試すことができたようです。
🏎 Thrustmaster
Thrustmasterは、新しいステアリングホイールと関連パーツを出展しました:
- T598ホイールベース:強力なトルクと精密なフィードバックを提供。
- GTホイールセット:新しいリムデザインを採用し、グリップ感が大幅に向上。
- 出展内容:Thrustmasterのブースでは、実際にLe Mans UltimateやGran Turismo 7でのデモを提供し、来場者はその高精度なフィードバックを体験できました。
🏎 SimLab
SimLabは、新しいドライブを発表しました:
26は、まだわかるんだけど、39って何に使うの!?w
- DDX 26 :最大26Nmのトルクを提供するダイレクトドライブホイールベース。
- DDX 39 :最大39Nmのトルクを提供するダイレクトドライブホイールベース。
📝 まとめ
ちょっと、情報が多すぎてまとめきれませんが、気になるメーカー・製品を書いてみました。
聞いたことないメーカーが参入してきていたり、毎年驚かされるモーションシムもますます磨きをかけてきているようです。
いつか行ってみたいな~~~^^;
- 体験型展示:来場者は最新のシムレーシング機器を実際に体験でき、製品の性能やフィーリングを確認することができたようです。
- ライブデモンストレーション:各ブースではプロドライバーやインフルエンサーによるライブデモンストレーションが行われ、製品の魅力を聞けたようです。
- セミナー・トークショー:業界の専門家や開発者によるセミナーやトークショーが開催され、最新の技術やトレンドについて学べたようです。
- ネットワーキング:来場者同士やメーカーとのネットワーキングの場が提供され、業界の最新情報や知識を共有できたようです。
📺 詳細なツアー動画
OC Racingの動画では、各ブースの様子や注目製品の紹介、インタビューなどが詳細に収められています。特に、各メーカーの最新技術や製品の特徴が分かりやすく紹介されており、シムレーシングファンには必見の内容となっています。
【コメント】 あなたのSimLifeの感想やアイデアもぜひ。