Fanatec が SimRacing Expo 2025 で発表した新型ペダル、「Podium Pedals」。
このモデルは、Fanatec にとって 初の“Podium ブランドペダル” であり、
3 ペダル構成版と 2 ペダル構成版の両方が展開される予定とアナウンスされています。
以下は、公式サイト (Fanatec “Podium Series 2025”) に掲載されている仕様をもとに、特徴・ウリ文句・懸念点を含めて整理した内容です。 FANATEC
ポディウムペダルを長年待っていたファナオーナーにとって、これはまさに「フラッグシップ再来」を象徴するニュースです。ついに“Podium”の称号を冠するペダルが出るなんて!
SimRacing Expo 2025 での発表と同時に、25Nmクラスの直ドリベース Podium DD も登場。
Fanatecは再び “完全なPodiumシステム” を構築し始めています。
テンション上がってきた~~ってな感じです♪



🛠 3ペダル版と 2 ペダル版の両構成
公式ページでは、Podium Pedals は 3 ペダルパッケージ と 2 ペダルパッケージ の両方が用意されていることが明記されています。FANATEC
- 3 ペダル版
Throttle / Brake / Clutch のフル構成。
クラッチ機能やクラッチバイト点調整などフル制御が可能。FANATEC - 2 ペダル版(Formula スタイル)
クラッチを排した構成で、主にフォーミュラ用途向け。
カーボン製ヒールレストおよびペダルプレートを採用という記載あり。FANATEC
この構成差は、用途や予算に応じた柔軟性を与える仕様であり、
“クラシック GTやプロトからフォーミュラ系まで対応” を狙っているような印象を受けます。
✨ 公式から読み取る主な文句・仕様
機能/仕様 | 公式記載の強調文句 | 解説・注目点 |
---|---|---|
Throttle (アクセル) | 鋳造・CNC加工アルミ、 Hall センサー校正済み、 Tool-free 調整、 産業用級ボールベアリング | 高剛性構造+正確な位置検出+調整自由度を訴求。FANATEC |
Brake (ブレーキ) | 鍛造アルミペダルアーム 中間アーム 150 kg キャリブレーション 200 kg ロードセル 特許エラストマー圧縮制御システム(ECCS) Tool-free 調整 リニアバネオプション | ブレーキ性能・耐久性と精度を全面に押し出している。FANATEC |
Clutch (クラッチ、3ペダル版) | 鋳造・CNC アルミ Hall センサー校正 Tool-free 調整 クラッチバイトポイントスライダー | クラッチ感を調整可能にして、ドライビング好みに応じられる設計。FANATEC |
調整・設定保存 | Fanatec App を用いたペダルカーブ・デッドゾーン調整、設定を本体内部メモリへ保存(コンソールでも同じ感覚) | PC/コンソール環境で同じフィーリングを維持できることをアピール。FANATEC |
内部構造・耐久性 | 工具不要(Tool-free)構造、産業用グレードボールベアリング | 調整の手軽さと高精度機構の両立を強みとする設計。FANATEC |
最近では当たり前になってきた、ペダルカーブのソフトウェア調整やメモリー機能、200kgのロードセル対応など、最新の潮流に乗せてきましたね!見た目の雰囲気も高級感漂います。
工具不要の調整可能ってのがどれだけ手軽なのか気になりますね!
🏁 現状わかること。発売時期と位置付け
- SimRacing Expo 2025 にて初公開。
- 発売時期は 2026年Q1(1〜3月)予定。
- 現行ラインナップ(ClubSport V3など)を超える、
最上位クラス(Podium) として展開される見込みです。
🧰 主な仕様と構造的特徴
項目 | 内容 |
---|---|
構造材 | 鍛造アルミニウム製メインフレーム(高剛性・軽量) |
ロードセル | 150kgキャリブレーション/200kg対応ブレーキロードセル |
ブレーキ システム | 4カップ式エラストマー圧縮制御システム(ECCS)搭載 |
調整機構 | 工具不要(Tool-Free)設計で、ストローク・抵抗・ クラッチのバイト位置を変更可能 |
スロットル /クラッチ | Hallセンサー採用、高精度位置検出+クラッチバイトスライダー搭載 |
接続/ 設定保存 | Fanatec App対応、本体メモリに設定保存可能(コンソール環境でも反映) |
モデル構成 | 3ペダル構成の標準版と、2ペダル(Formula)版の2種類 |
参照:Fanatec公式 / GTPlanet / Traxion.gg / SimRacingCockpit.gg
⚙ 進化ポイントの詳細
■ 鍛造アルミ構造
高い剛性と精密なフィーリング再現を両立。
従来の鋳造フレームと異なり、踏力変化がリニアに伝わる設計です。
■ 200kg対応ロードセル
エラストマー式ブレーキの弱点だった「過圧縮」を防ぎ、
高荷重域でも安定したブレーキフィールを再現。
■ Tool-Free機構
ペダル位置や反力調整を工具なしで行える構造。
レース間のセットアップ変更も容易で、実戦用途に直結します。
■ 設定の本体保存
PC側ソフトに依存せず、設定をペダル内部に保存可能。
コンソール使用時でも同一の感触を再現できるのが強みです。
⚖️ 強みと懸念
✅ 強み
- 高剛性×200kgロードセルという実戦スペック
- 工具不要で即座に調整可能なユーザビリティ
- ハード/ソフト連携による精密なチューニング性能
⚠️ 懸念点
- 初期ロットの品質・耐久性(特にエラストマー)
- 価格未発表(推定 €600〜900 前後?)
- 既存ペダルとの互換性・接続仕様が未公開
💬 LockeFactoryコメント
ついに来ましたね。
「ペダルも含めたPodium世代の完全再始動」と言っていい発表です。
ペダルは特に古いモデルしかなかったから、ペダルに関してはどこのメーカーにも追い越されてるんじゃ?みたいな感じでしたし。
ブレーキのロードセル強化や、工具不要の調整構造など、ハード設計者が“プロ仕様の使い勝手”を意識して作ったのが伝わってきます。
レースカーには良くても、市販車やツーリングカーのフィーリングはどうなんですかね。
私Lockeのペダルは、天吊り仕様+ウレタンブッシュ+パフォーマンスキットの複合タイプで初期「ふにゃ~」奥で「ググぐっ」って感じのフィーリングに仕上げてますが、構造を見る限り、そこまでは対応しないかもしれません。?
でも、作りの見た目はかなりいいですね!期待が持てます。
従来のファナのペダルに不満があった人! きっといるはず。
ペダル単体でも買う価値ありそうな気がしますね♪。
DDドライブベースと合わせたらすごい出費になりますが、楽しみが増えましたね!
沼にはまるシムレーサーの悩み。悩んでるうちが楽しいのだ!と思いながら日々を過ごします(笑)
【コメント】 あなたのSimLifeの感想やアイデアもぜひ。